Re: 今後の和歌山市 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2007/10/31 20:24 コスト プラス フィー契約は日本では概算契約といいますよね。 基準がなければ、概算から確定金額にすることができず、いつまで たっても金が決まらないので、金を受け取れない請負業者が怒りますよね。 よって、当然、基準はあります。 過去の類似プロジェクトの実績とかを基準にすることが多いですね。 よって、過去の類似実績から、上限を付けているのがほとんどですね。 基準が多種多様だとAの担当者とBの担当者の基準が違ったりして、 汚職の温床になりますよね。役所によって、基準が違うというのは あります。これは所掌が違うので、所掌での特殊事情が影響することが 多いようです。 アメリカの場合でも、十分実績のあるものは、確定契約です。 概算契約にすると、概算から確定金額にするという手間が発生するので この手間を考えると少々不確定でも確定契約になるわけです。 日本でも、この手間の問題で確定金額にしているわけですね。 概算から、金額を確定するというのは、相当な手間ですよ。 不確定な要素があるから、概算契約にしているわけで、アメリカで、 概算契約(コスト プラス フィー)が多いのは、企業がリスクを 負うことを、日本よりも嫌がる傾向が強いためのようですね。 技術革新とか、世の中の移り具合で、過去の実績が、話にならないこともあり、 新規のプロジェクトなんかでは、新しく基準を作り直したりしています。 中には、習熟係数のように、シンクタンクに金を出して依頼して作る基準も あるようです。 青天井の概算契約というのは、未知の分野のプロジェクトなんかで、多いですね。 また、戦争中の軍需品開発とか。 とにかく、コストが皆目見当がつかないとか、戦争に勝つなら、金はいくらかかっても いいとか、あまり一般ではお目にかかることは少ないと思いますよ。 |