Re: 木村知事は市長選に洞ヶ峠決め込む 大橋、宇治田、山下3陣営に均等距離置く |
投稿者: 和ネット 投稿日時: 2006/5/9 19:19 和歌山市長選に出馬する現職の大橋氏は五月二十日夜、ビックホエールで一万人集会を開き、気勢を上げるが、対する宇治田氏も同十三日、県立博物館横の国道県庁前交差点付近で選挙事務所開きをする。大橋陣営では一万人集会に木村知事を講師に迎える予定で関係方面に案内状を発送していたが、木村知事は両陣営間を中立の立場で対処する方針を決め、講師招聘を受けたが辞退した。宇治田陣営の事務所開きにも顔を出さず、両陣営には激励電報と、事務所内に掲示する「祈る健闘・必勝」の揮毫を贈る予定だ。大橋氏に対しては、先の女性集会に来賓として出席し激励の言葉を述べたが、その後、宇治田氏の出馬声明が出たことから大橋支援に腰が引けた。宇治田氏は元自民党県議団会長職や議会議長もしており、今回の市長選を巡って、双方が自民党県本部に推薦願いを出したものの決着がつかず、党としての態度を決めかねたまま、事実上の自主投票となる。このため、知事も中立を決め込んだ。知事は常々「選挙のどろどろした争いは好きではない」と口にしていた。市長選には山下県議も月末をめどに出馬を明らかにする予定。山下県議は四月十八日、知事室を訪れ木村知事に出馬の意を伝えたという。室内は知事と山下県議の二人だけなので、挨拶のやりとりは外部に伝わらないが、実質、三つ巴選となっても、知事は三者間に均等距離を置く姿勢に変わりはないようだ。 |