Re: 市の児童公園、実は私有地 寄付と誤認、30年以上使用 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/9/15 10:25 公園の土地買い取り議案 否決か 2011/09/14 18:25 和歌山市が30年以上にわたって児童公園に使用してきた土地が私有地であったとして、先月、この土地所有者との間で市が土地を買い取ることで和解したことについて、議会から批判的な声が上がっています。 問題となっているのは和歌山市中筋日延にある「中筋日延児童遊園」で、市の説明によりますとこの公園は昭和49年ごろの宅地開発で作られ、登記上は私有地のまま市の公園として使われてきました。 平成20年に元の所有者が市税納付の際、公園の物納を申し出ましたが、土地がすでに市に寄附されていると思い込んでいた市の担当者が買取を拒否し、土地は去年7月、大阪府の男性に転売されました。 この男性は去年8月、遊具を撤去するよう市に要求し、さらに今年3月、市に賃貸借契約の締結などを求め和歌山簡易裁判所に民事調停を申し立ていましたが、先月、市が530万円余りでこの土地を買い取ることで和解したため、市は開会中の市議会に土地買取のための議決を求めています。 この件について今日の和歌山市議会一般質問で市民クラブの井上直樹議員が和解の経緯などについて質しました。 大橋建一市長は「現登記名義人が背信的悪意者であるとの立証が困難で、裁判が長引けば公園を利用する市民に過大な不安を与えないため総合的に判断した」と答弁しました。 議会の中にはこの件について「同様の問題は他にもあり、和解すべきではなく、行政訴訟ではっきりさせるべきだ」と疑問を投げかける声が多く、この議案が否決される公算が高まっています。 (テレビ和歌山) http://www.tv-wakayama.co.jp/news_w/news.php |