Re: 中国産農薬混入ギョーザ等冷凍食品の県内流通、被害状況 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/2/2 7:44 中国製ギョーザ 4人体調不良訴え 和歌山市保健所に届け出 中国製の冷凍ギョーザを食べた人に中毒症状が相次いでいる問題で、県と和歌山市は1日、原因のギョーザと同じ商品やその販売元の「ジェイティフーズ」(JTF・東京都品川区)が回収している商品を食べた和歌山市内の4人から下痢などの症状の訴えがあったと発表した。今回の問題で症状の届け出は、県内では初めて。一方、兵庫県などで検出された有機リン系の殺虫剤「メタミドホス」による中毒事例の報告は、県内の医療機関からは今のところないという。 4人は、いずれも1日、和歌山市保健所に電話で届け出た。このうち、1月中旬に自宅で「中華deごちそう ひとくち餃子(ぎょうざ)」を2、3個食べたという男性(58)は、2〜3時間後に気分が悪くなり、続いて下痢の症状が出た。同時に2袋購入してもう1袋が残っており、市保健所が回収した。メタミドホスが混入していないか検査する。 1月30日に「お弁当大人気!2種のソースのロールキャベツ」を食べた女性(14)は、約1時間後にめまいや腹痛の症状が出たという。 また、別の男性は、「お弁当大人気!豚肉の3色野菜巻き」を数回食べ、食べる度に下痢をしたと届け出た。この食品については、「子どもが食べてから下痢をした」との電話もあった。 同保健所は「体調不良の原因が、メタミドホスによるものかはわからない」としたうえで、「これらの食品が手元にあっても食べないように」と呼びかけている。 同保健所には1日夜までに24件の相談があり、2日と3日も職員を配置して相談に応じるという。 <学校給食で使用なし 県教委「天洋食品」の使用実績調査> 県教委は1日、中毒の原因となった中国製冷凍ギョーザ2品目について、学校給食での使用状況を調査し、県内の市町村立学校と県立学校で使われていないことを確認した。さらに、問題の商品の製造元「天洋食品」(中国)製のすべての商品について、過去3か月の使用実績や健康被害がないかを調査している。 和歌山市教委は、給食を提供している小学校52校の校長と幼稚園13園の園長あてに、学校給食に中国産食材を一切使用していないことなどを文書で通知、保護者への周知を呼びかけた。また、8日に一部の学校で予定していた「ギョーザ」のメニューを「フライドポテトと中華丼」に変更した。 橋本市教委は、給食を実施している市内の小学校14校、中学校1校、幼稚園2園の保護者全員に、「問題の冷凍食品は使用しておらず、予定もない。安全確保には十分留意する」とした文書を配布した。 (2008年2月2日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080201-OYT8T00851.htm |