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Re: 和歌山市職員を大幅に削減すべき

投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/11/26 22:25

あわや大惨事…BMWで線路を暴走した驚きの理由

【衝撃事件の核心】

 交通事故を起こして逃走し、乗用車でそのまま線路を暴走した男が11月10日夜、往来危険容疑で和歌山県警に逮捕された。男は和歌山市道路管理課で勤務していた出口隆章容疑者(56)=懲戒免職。出口容疑者は調べに対し、「線路に入れば見つからないと思った」と供述したという。一歩間違えば大惨事になりかねない危険極まりない行為。職員の不祥事が相次いでいる和歌山市は委員会を設置して再発防止に乗り出したが、市民の目線は厳しい。

■線路に車が…

 目撃者はあまりの非現実的な光景に目を疑った。人々が帰宅を急ぐ11月10日午後6時過ぎ、市中心部にほど近い和歌山市杭ノ瀬(くいのせ)のJR紀勢線宮前駅近くで、通行人の女性から「踏切から線路に乗用車が進入した」と110番があった。通報を受け、県警機動捜査隊などが車が向かった南方面の各踏切に急行。約10分後、1キロほど離れた踏切近くの線路で立ち往生していた車が見つかり、捜査員らが車内にいた出口容疑者を連れ出して往来危険容疑で現行犯逮捕した。

 宮前駅にいた高校2年の男子生徒(17)は「電車を待っていたら急に車が線路に入ってきた。ただただ驚くしかなかった」と常軌を逸した行動にショックを受けた様子だった。

 出口容疑者が運転していたのはBMW。前部のバンパーやボンネットがへこみ、明らかに事故を起こしたとわかる状態だった。和歌山東署によると、出口容疑者は線路を暴走する直前、近くの県道交差点で信号待ちをしていた軽トラックに追突。さらに前方のトラックも巻き込む多重事故となり、逃走中だったという。

 出口容疑者は「酒を飲んでいたので逃げた」と供述したが、アルコールは一切検知されず、その後の調べで直前の飲酒はなかったことがわかった。数日後に市職員が接見した際には「追突した車の運転手が近所の知り合いで、ばれるのが嫌で逃げた。線路を走っているときパトカーのサイレンが聞こえて出ようと思ったが、出られなかった」などと話したという。線路に逃げ込んだ理由については「警察に見つからないと思った」と、あ然とするしかない動機を口にした。

 ■あわや大惨事

 出口容疑者が線路を暴走した時間帯は、東京や大阪などの都会に比べて電車の本数が少ないとはいえ帰宅ラッシュの時間帯だった。「もし電車と衝突していたらと考えたらおそろしい。運が良かった」。JR西日本和歌山支社の広報担当者は胸をなで下ろした。

 同支社によると、出口容疑者が暴走した紀勢線宮前−紀三井寺間は、直前に和歌山発白浜行きの特急電車と、逆方向の御坊発和歌山行きの普通電車が通過したばかりだった。さらに、出口容疑者が取り押さえられた午後6時20分ごろは、和歌山発御坊行きの普通電車が隣の和歌山駅を宮前駅方面へと出発するところだったという。「あわや大惨事。けが人が出なかったことが幸いだった」(同支社)。車はクレーン車などで引き出され、同線は約1時間後に運転を再開した。

 線路から車を引き出す作業を見守っていた男性会社員(34)は「パトカーが集まっていて何の騒ぎかと思ったら、線路に車が止まっていてびっくりした。それにしてもこれほど無茶をする必要があったのだろうか」と困惑気味に話した。

 出口容疑者が追突事故を起こした後、どのようなルートをたどって踏切から線路に侵入したのかは明らかになっていないが、捜査関係者は「駅のそばの踏切で、通行人も多い時間帯。目撃者も多くなり、結果的に余計に目立ってしまうことは目に見えていると思うが…。人間追い込まれると何をするかわからない」とあきれた様子だった。

 ■踏み外した人生のレール

 出口容疑者の逮捕翌日、和歌山市は緊急記者会見を開いて陳謝。18日には出口容疑者を懲戒免職処分とした。

 市によると、出口容疑者は昭和56年に採用。平成10年12月末にも酒を飲んで車を運転し、軽トラックに追突する人身事故を起こして減給の懲戒処分を受けていた。

 今回の事件を起こした10日は体調不良を理由に職場を休んでいたという。出口容疑者には持病があり、21日ある今年度分の年休はすでに取得し、病気休暇も22日を取得していた。関係者は「こういう事件があると、ズル休みをしていたのではないかと思われるかもしれないが、本人は実際に体調が優れないようだった」と話した。

 和歌山市ではここ数年、職員の不祥事が止まらない。出口容疑者の逮捕後には、別の男性職員(46)が今年8月に酒気帯び運転で物損事故を起こし、道交法違反罪で略式起訴されていたことも発覚。この職員も出口容疑者と同じ日に懲戒免職処分となった。同市人事課によると懲戒処分は平成21年度5人(免職1人)、22年度に8人(同2人)。23年度は出口容疑者ら以外にもすでに2人が処分を受けている。

 こうした事態を受けて市は14日、「職員不祥事再発防止委員会」を設置。平成21年以降の懲戒処分について、処分を受けた職員の職場や家庭の環境、精神的な疾患が原因になっていなかったかなどを調べ、対応を検討する。さらに懲戒処分を受けた職員に対して個別指導するためのプログラムも策定するという。

 常軌を逸した線路暴走事件に、相次ぐ懲戒処分。信頼回復までの道のりは遠く、和歌山市の今後の対応が問われそうだ。

(産経新聞 IZA)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/536366/

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