県立高校前期選抜の理科の一部に誤りが・・・ |
投稿者: 権兵衛 投稿日時: 2008/3/1 15:41 先ごろ行われた県立高校前期選抜の理科の問題の一部で、問題に対する答えがおかしいものがありました。第5問の問3(1)です。 問題と解答は和歌山県教育委員会のホームページにあります。これって訂正されないのでしょうか? 内容は水中の光源から出た光を水面より上で観察するものです。水面に出ようとする光は、屈折と反射に分かれます。水面の法線に対する光源からの光の入射角度が臨界角をこえると全反射となり、屈折光が水面から出てこない。で、問題は、水面に円盤を浮かべ、その中心が光源の真上にくるようにし、円盤の半径が小さいものから順に大きいものに変えられていくと光源からの「屈折光」が見えなくなったというものです。全反射を起こしているエリアは、円盤を浮かべる前からずーと見えてないわけですから、「見えていた屈折光が」見えなくなった理由は「屈折光」が円盤に遮断されたからです。答えは「見えなくなった」理由を「全反射」によるとしています。「見えない」理由は水面に浮かんだ円盤による「屈折光の遮断」と円盤より外側の水面での「全反射」なのですが、問題の発問から考えれば、解答自体が間違いになると思われます。どうなんでしょうか?中学校の先生方、教え子さんが正しい答えを答案用紙に書いていたとしても間違いにされている可能性がありますよ!和歌山県の教育委員会に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか? |