Re: 中小企業高度化資金債権放棄問題 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/3/17 22:42 県 別の融資も回収めどつかず 8年前、県が1億円を融資した橋本市の土地区画整理組合の開発した宅地がほとんど売れず、回収のメドもたっていないことがわかりました。 県は平成12年に、国の制度を利用して、橋本市の胡麻生土地区画整理組合に事業資金として1億円を無利子で貸し付けました。 組合は、山林を開発して宅地112区画を造成しましたが9区画しか売れなかったということです。このため組合は債務の返済が困難になったと3年前に裁判所に特定調停を申し立て、県をはじめとする債権者が対応を話し合ってきました。 その結果売れ残った土地は去年、競売で3億2000万円あまりで売却されましたが裁判所は、今月債権者の1つである保険会社が全て受け取ることを認める決定を出したということです。 このため県は配分が全くないことを不服として保険会社におよそ1800万円の配当を求める訴えを起こすことにしています。 しかし、訴えが認められるかが不透明な上、残りの8200万円についても回収のめどはたっておらず、県では、「今後、連帯保証人にも支払いを請求したい」と話しています。 県からの融資をめぐっては、中小企業向けの融資で26億円余りの債権放棄を求めた議案が、議会の委員会で継続審査になっており、県が過去に行った融資のあり方が改めて問われています。 (NHK和歌山放送局) http://www.nhk.or.jp/wakayama/lnews/03.html |