Re: 公務員の不祥事情報 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/3/19 14:32 木村前知事時代の「裏金」で関係者を処分 和歌山県は、きょう(19日)県発注の公共工事をめぐる談合事件の際に発覚した木村前知事に対する「裏金」問題で、「裏金」を扱ったとされる当時の秘書課長ら関係者合わせて8人に、減給1か月などの処分をしました。 処分を受けたのは、木村前知事時代に秘書課長や審議官を務めた宇野朝治(うの・ともはる)参事と矢野哲男(やの・てつお)出納局長、それに当時の秘書課で副課長や管理栄典班長などを務めた6人の、合わせて8人です。 この問題は、官製談合事件の際に発覚した木村前知事の親睦会名目の「裏金」が、当時の秘書課で現金管理されていたというもので、平成13年から18年までの間に、逮捕された元ゴルフ場経営者や県内の企業経営者らから集められた「裏金」は、総額3887万円にのぼります。 県監察査察室は、この「裏金」については「私的なものを、冠婚葬祭費やプライベート旅行代など知事の私的な費用として使ったということで、県民の税金を無駄遣いしたという問題ではない」という認識をしたものの、関係職員が木村前知事の親睦会の資金管理をすることは、地方公務員法の「職務専念義務違反」に該当するとしました。 8人に対する処分の内容は、宇野参事が最高幹部として責任が重いとして減給10分の1・1か月、元秘書課長の矢野局長を戒告、元秘書課副課長を訓告、実務に当たった残りの5人が注意となっています。 また既に退職した元幹部職員については「検察庁の捜査や裁判判決を受けており、責任は問うことはできない」としました。 今回の処分について仁坂吉伸知事は、全容を解明し、今後はこうした問題が起こらないようにしていく姿勢を明らかにしています。 (WBS和歌山放送ラジオ) http://wbs-news.net/article/12760250.html |