Re: 一生懸命生きてるあなたへ。 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2012/8/9 21:48:31 いい話です。涙がとまりません。 ↓読んで味噌 354 Re: 古座川町のピザとパスタのお店おぐり ゲスト 名無しさん 2011-10-9 16:42 [返信] [編集] [全文閲覧] ピザ釜水没 常連要望修復急ぐ 古座川にIターン小栗さん 住民ら片付け協力 Iターンした古座川町明神で経営するピザ店が台風12号水害で被災した小栗淳さん(44)、由依さん(31)夫婦が、ピザ釜が使えなくなった店を、お好み焼き店に模様替えして再オープンさせた。手作りのピザ釜が使用不能になったための窮余の策だが、「1か月で再開できたのは、周囲の協力があったからこそ。恩義に報いるため、この地に骨を埋めます」と意気込んでいる。(大場久仁彦) 淳さんは田舎暮らしへのあこがれから、1年がかりで紀伊半島を巡り、山と清流があり、海にも近い古座川を「第2の古里」にすることを決意。昨年11月、勤めていた会社を辞め、妻と2人の小学生の子どもと共に、名古屋市から移り住んだ。 築約100年の古民家を借り、立派なかまどを生かして、町内にはないピザ店を開こうと決めた。独学でピザ釜作りを学び、耐火レンガを積んで煙突をつなげて釜を完成させて今年2月にピザ店「おぐり」を開いた。 自宅近くの畑では、具材に使うパプリカやタマネギ、ジャガイモなどを栽培。ようやく満足できるピザができるようになり、固定客もつき始めた頃、台風12号に襲われた。 店から100メートルほど離れた古座川が氾濫したため、店は床上約1・8メートルまで浸水。自慢のピザ釜も水没し、泥を取り除くだけでは復旧できない程の被害を受けた。 「名古屋に戻ることも頭の片隅をよぎった」と話す小栗さんだが、駆けつけた友人らが泥かきや片づけを連日手伝ってくれた上、同じように被災している近所の住民までもが復旧作業に加わってくれた。 「作業中、弁当を差し入れしてくれた人までいたことが忘れられない。ここで店を続けようと、覚悟が決まった」。実家がお好み焼き店を営んでいることもあり、ピザ釜を再建できるまで、お好み焼き店としての営業を決めた。心機一転をはかるため、店の名前も「あっちゃん」とし、今月5日、営業を再開した。 訪れる常連客からは、「またピザ焼いてや」と声をかけられる。小栗さんは、「もう一度ピザを食べたいと言ってもらえるのは、最高の励まし言葉。被災はつらい経験だったけど、地域との一体感を感じられた」と話していた。 (2011年10月9日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20111008-OYT8T00944.htm |