Re: 県議会の海外旅行を中止 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/5/23 8:19:31 県議会公費旅行 突然中止141万円ムダ キャンセル料 「公益性薄い」指摘も 県議会が4月下旬に計画していたトルコとフランスへの訪問を出発2日前になって取りやめたため、キャンセル料として、21日に141万円支払っていたことがわかった。中止の理由について、県議会は「道路特定財源関連法案の再可決が、4月末に大詰めを迎えたため」と説明しているが、「早い段階で白紙に戻せたはず」との批判も出ている。 県議会事務局によると、中村裕一議長ら県議7人と議会事務局職員1人の計8人が、4月23日〜5月1日の8泊9日で、友好親善のために串本町と関係の深いトルコ・メルシン市を中心に訪問する行程で、4月11日に正式決定した。旅費約540万円は、すべて公費から支出されることになっていた。 しかし、ガソリン税の暫定税率復活の是非を巡る国会の議論が佳境に入り、道路特定財源関連法案の再可決を求める集会が、4月29日に県内で開かれることになった。このため、県議会としても要望活動を優先させることを決定。出発2日前の同21日になって、旅行会社にキャンセルを申し入れたという。 今回の訪問を巡っては、途中でユネスコ本部(パリ)に寄って「紀伊山地の霊場と参詣(さんけい)道」の世界遺産登録のお礼をする行程に、「(長く交流が続いている)トルコはともかく、なぜフランスなのか」という県民からの声が、議会事務局に寄せられていた。 土壇場でのキャンセルについて、「市民オンブズマンわかやま」の畑中正好事務局長は「それだけ公益性の薄い計画だったのでは、との疑問がわいてくる」と指摘したうえで、「道路特定財源の議論は以前から続いており、もっと早く白紙に戻していたなら、多額のキャンセル料を支払うこともなかった」と話している。 (2008年5月23日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080522-OYT8T00821.htm |