Re: 馬鹿野郎民主党 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2013/9/24 7:06:42 「船長釈放へ当局と調整」=仙谷元長官、政治関与を証言−尖閣沖漁船衝突事件 沖縄県・尖閣諸島沖で2010年9月、海上保安庁巡視船に中国漁船が衝突した事件をめぐり、公務執行妨害で逮捕した中国人船長の釈放に向け、菅内閣(当時、以下同)が法務・検察当局と水面下で調整していたことが明らかになった。官房長官だった仙谷由人元衆院議員が時事通信のインタビューで証言した。当時の政権幹部が政治的な働き掛けを明言したのは初めて。 事件は10年9月7日に発生し、海保は翌8日に船長を逮捕。その後、那覇地検は「国民への影響や今後の日中関係も考慮」したとして、処分保留で釈放し、船長は中国に帰国した。菅直人首相は「(釈放は)検察独自の判断」と強調し、柳田稔法相らも検察への指揮権発動を否定したが、政治的な意向が作用したのではないかとの見方が根強かった。 仙谷氏はインタビューで、衝突事件と同時期に大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発覚し、「法務事務次官と私が会う時間が大変長くなった」と指摘した。その上で、「次官に対し、言葉としてはこういう言い方はしていないが、政治的・外交的問題もあるので自主的に検察庁内部で(船長の)身柄を釈放することをやってもらいたい、というようなことを僕から言っている」と語った。 仙谷氏は、法務・検察当局からの要請を受け、釈放決定に先立ち外務省幹部を那覇地検に派遣したとも説明。こうした背景には、横浜市でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を10年11月に控え、「中国が来ないとどうするのか。これは菅氏も大変焦りだした。『解決を急いでくれ』というような話だった」と、菅氏の指示があったことを証言した。 また、船長釈放後に民主党の細野豪志氏が訪中し、中国外交を統括していた戴秉国国務委員と会談したことに関し、仙谷氏は訪中が自身の指示だったことを認めた。インタビューは今月19日に東京都内で行われた。 ◇尖閣沖衝突事件をめぐる日中の主な動き 【2010年】 9月 7日 尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国漁船が衝突 8日 海保が公務執行妨害容疑で中国人船長を逮捕 19日 石垣簡裁が船長の勾留延長決定 23日 中国のレアアース(希土類)輸出の通関業務停止が判明 外務省職員が那覇地検で日中関係について説明 24日 準大手ゼネコンのフジタが中国当局による社員4人拘束を公表 最高検、福岡高検、那覇地検による協議 那覇地検が処分保留で船長釈放方針を発表 25日 船長が釈放、帰国 10月 4日 菅直人首相と中国の温家宝首相がブリュッセルで非公式会談 11月13日 菅首相と胡錦濤国家主席が横浜市で会談 (注)肩書はいずれも当時 (2013/09/23-14:31) http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013092300165 |