Re: 新宮市立医療センターについて |
投稿者: 39です 投稿日時: 2014/1/8 9:28:41 市の質問ですが、今回の場合は新宮市のことです。 「新宮市立」なので、医療業務課や庶務課をはじめ、新宮市の職員が携わっていることになります。経営に関しては市の問題ですね。 それと、他の方が書かれている、医師の派遣が綱渡り状態ということですが、本当にそうなっています。今の和歌や和歌山医大の各科の教授たちが、派遣を行ってくれているので、ぎりぎり存続できているといったかんじですが、これには三木院長の大きな苦労があることでしょう。 新宮市議会も時々は頭を下げにいっているとは思いますが・・。どうでしょうかね。濃いパイプ役になれているのか・・・・。 で、先日 ある医師と食事したのですが、各科などの医師が2,3年で交代していくのは、やはり「遠い新宮で勤務したくない。家族もいるのに・・・」という理由が大きいそうです。 そりゃそうでしょう。単身赴任なんて誰もしたくありません。期限付きで来てくれているのが現状なのです。新宮を気にいって長年勤務してくださる医師もいます。本当にありがたいことです。 問題は和歌山医大にも医師が不足してきていること。特に花形の外科や内科は希望する医師が多いでしょうが、泌尿器科や皮膚科、産婦人科、小児科、麻酔科などの科は研修医を自分の科に引っ張ることすら難しいようです。医療センターから少しずつ、科が無くなっていく可能性も大きいです。 自分の地域で勤務医を自家栽培するようなシステムが必要と思います。自治医大がその役割りを担ってくれてるので、北山村や勝浦、新宮の僻地のようなところも何とか医師が派遣されているような感じですが、さらに新宮市自身で何とかするようなことはできないのかなと考えます。もちろん、ただで出来るはずも無いので、それなりの負担があるのは当然です。(税金使いの無駄を省くのは当然としてですよ) さらに医師だけの問題ではありません。 技師、リハビリ、薬剤師、看護師、などなどコメディカルの不足にはどう対応していくつもりか不安です。 医療センターの薬剤師がどれだけ、相場より安い給料で働いているのか市は知っているのでしょうか? このコメディカルは、串本病院のように近畿大学に丸投げしないかぎり、よそからは派遣されません。 このコメディカルも計画的に市がバックアップして確保するしかないように思います。 長々と書いてしまってすみません。 ついでに介護の世界も今後は職員不足でどうなっていくの心配です。「安い給料で働け」って言われても働く人いませんよ。 ましてや少子化で介護以外の企業が若者を就職させていく時代になっていくのに、介護をわざわざ選んでくれる者がでてくるのかな?と思います。 あわせて公務員もです。 せっかく頭の良い若手が公務員になっているのに、給料下げていったら、だれも目指さなくなるのでは・・・。 |