Re: 卑怯な二F氏 と 中村町長!! |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/7/6 22:48:38 2008年7月 4日 (金) 「愛中派」二階俊博、今回の中国詣での目的は 自民党総務会長、二階俊博はまだ中国にいるのだろうか。彼の訪中は朝日や日経に、目立たぬベタ記事で報じられた。いったい彼は誰に会ったのか。筆者は、その一点に興味をおぼえた。 全国政治協商会議の賈慶林主席と人民大会堂で会談したという。賈慶林。中国指導部から排除されつつある江沢民派のなかで、唯一人、政権中枢にとどまった大物政治家である。 二階は東京在住の中国人実業家、蒋暁松との交友で知られる。蒋は中国・海南島リゾート開発の立役者といわれ、江沢民ファミリーと交流がある。江沢民の長男を二階に紹介したのもこの人物だ。 二階は蒋を通じて、江沢民時代の中国政府中枢に食い込んだとみられる。平成十六年十月の講演で、二階は「心と実行力があるパートナー」と蒋を持ち上げた。 二階が中国指導部で最も頼りにしていたのは江沢民派の曽慶紅だろう。2006年4月、小泉政権の経産相だった二階は、まさにその海南島で、中国国家副主席、曽慶紅と会っている。自民党政調会長だった中川秀直は曽慶紅との会談を希望して、断られた。 しかし、二階にとって気掛かりだったのは2007年秋の第十七回中国共産党大会における新指導部人事だった。側近重用で胡錦濤体制を固めるという観測から、曽慶紅が中央政治局常務委員会のメンバーを外される恐れがあり、事実、その通りになったのだ。 二階は「江沢民碑」を成田空港や地元、田辺市など全国各地に建立する計画をたて、資金集めを進めたことがあるほどの男である。「親中派」でも「媚中派」でもなく「愛中派」といったほうがわかりやすい。 年金122億円を浪費した「グリーンピア南紀」で何をたくらんだのか知らないが、経産相だったころ、この施設を買い受けた那智勝浦町と盟友、蒋暁松との間で奇妙な賃貸契約を結ばせた。 10年で1億6000万円の賃貸料を蒋のペーパーカンパニーが支払い、その後、町から丸ごとホテルの譲渡を受けるという内容だ。将来、国道バイパスがこの土地を横断する計画が発表されたのは契約成立から4ヵ月後だった。調印の場が経産相の大臣応接室であったというのも見識が疑われる。 その後、町は議会の反対決議により昨年秋、蒋の会社との契約を解除し、計画は頓挫した。二階はこの件に関し、「町が決めることだ」と沈黙を守ったままだ。 この事実は少なくとも二階と蒋暁松との関係が、単なる友人関係でなく、利権や政治にも深くかかわっていたことをうかがわせる。 さて、話を戻そう。昨年秋以降、二階は早急に、中国とのパイプを再構築する必要があったのだろう。四川大地震が起きたあと、いち早く「日中関係を発展させる議員の会」代表として民間チャーター機で成都に飛び、テント300張りやカップめん2000食などの救援物資を届けたのは、北京へのアピールだったと思われる。 そして、今回、党内序列第4位の賈慶林に会った。この会見に蒋暁松が絡んでいるかどうかは明らかでないが、賈慶林が、蒋暁松の信奉する江沢民に近い人物であることは確かだ。 「人民中国」によると、賈は日本の四川大地震被災地への支援と、北京五輪への支持に謝意を表し、二階は「中国の政府と人々が震災救援活動で示した一致団結、堅忍不抜の優れた精神に敬服の意を表すとともに、北京五輪の見事な成功を確信している」と述べたという。 ただ、表向きの報道にほとんど意味はない。問題は儀礼ではなく、何が話し合われたかだ。 二階がなぜこれほど格別の情を中国に示すのか、筆者には理解できない。もちろん、小泉政権時代に削減された対中ODAを、環境や省エネ技術をネタに復活させようとする動きは自民党内にあるだろう。ODAのキックバックは中国利権の中核だ。 しかし、江沢民の揮毫と講話を中国語で刻んだ「江沢民碑」を全国各地に建立すると本気で考えた、二階あの情熱は尋常ではない。単なる「利権」だけとも思えないのである。二階の中国傾斜を説明できる方に、ぜひコメントをいただきたい。 http://shopworld.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_6bc3.html |