Re: 市の児童公園、実は私有地 寄付と誤認、30年以上使用 |
投稿者: 市民オンブニダッコ 投稿日時: 2014/5/15 11:28:32 3月28日の和歌山地裁で和歌山市が敗訴したことを受け、近く市は控訴するらしいが、見通しは厳しい。そもそも市担当者の不作為、業務怠慢が発端で起こった事件を裁判で取り戻そうと考えていること自体安易であり愚か… 裁判費用は全て税金、市民の血税。控訴すればまた税金が費やされる。市のミスの尻拭いを市民がする、さらに勝訴できる見込みもないのに続けるってのはいかがなものか? そもそもこの「不作為」について、市は市民に説明しているか?担当者らへの処分を行ったのか?どちらも「No」である。 不作為とは、この土地の名義を「和歌山市」に変更しなかった、登記し忘れていたことにある。 名義変更するチャンスは2度あった。 1度目は2008年、当時の土地所有者から、買い取り依頼があり「滞納している地方税と相殺してほしい」との相談を受けたとき。2度目は翌年、某市議を通じて買い取り依頼があったとき。この時に副市長から担当者に「名義変更するように」と指示があった。 2度も名義変更されていないことを知る時があったのにしなかったのだから、職務怠慢であり市の不作為である。その結果、2011年7月に現在の所有者に名義が移り、この事件へと発展する。明らかに非は和歌山市にある。それを裁判でひっくり返そうなど甘い考えである。 とにかく1審の結果は出た。市の完全敗訴である。 大橋市長は2011年9月の定例記者会見で、担当職員の不作為であったことを認め、その処分について「今から考えなくてはいけないと認識している」。翌月の定例記者会見では「職員にミスがあったのは事実であると思っておりますので、処分につきましてはきっちりした形にしないといけないと思っている」と述べた上で、記者から「何らかの処分をするということか」の質問に「そうです」と答えている。 1審判決の中身からも控訴などすべきでないと思うが、とにかく一定の結論は出た。不作為のあった担当者とその監督者、さらに名義変更をしたかどうかの確認を怠っている副市長ら関係者の処分を早急に行うべきである。できれば裁判費用も払ってほしいものだ。 大橋さん、もうすぐ辞めてどうせパッパと東京に戻るんだろうけど自分のケツぐらいはちゃんと拭いていってもらいたい! |