Re: 羊羹の駿河屋、民事再生手続きを断念し、事業停止 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2014/7/4 17:11:01 >>12 和歌山)駿河屋労組が推す企業は外れる 破産手続きが進む和歌山市の老舗和菓子メーカー「駿河屋」を巡り、駿河屋労働組合(根田昌彦委員長)側の弁護士は3日、受け皿として組合が推していた同市内の企業が、買い受け企業を決めるための入札で金額が折り合わずに断念したと明らかにした。破産管財人によると、別の企業1社が落札したという。 3日の入札は、駿河屋が持つ不動産や機械、商標を一括して買い受ける団体を絞り込むのが目的。労組側弁護士によると、入札申し込みは3日正午までで、最も高額で良い条件を示した希望者に絞られた。ここで労組側が望んでいた企業は金額面で折り合わず、断念することになったという。 破産管財人は、落札した1社が県内企業か否かは明らかにしていない。今後は不動産などを一括して譲渡する契約へと手続きを進めていくという。 駿河屋は経営不振から今年1月、民事再生法の適用を申請して再建を模索。4月には和菓子メーカー「千鳥屋宗家」(兵庫県)と事業譲渡契約まで結んだものの、人員や物流体制などで折り合えずに断念。5月29日に全店舗を閉鎖し、従業員を解雇していた。 駿河屋の歴史は室町時代にさかのぼり、ようかんやまんじゅうで全国的に知られていた。労組は和歌山での再生を求め、資産の切り売りなどをしないように主張。わずか10日間ほどで1万2294人の署名を集め、地裁に提出していた。 労組側の豊田泰史弁護士は「市民の支援もあっただけに非常に残念。私たちの思いを受け止め、売却の交渉を進めることを期待したい。私たちは労働債権の債権者でもあり、おかしな売り方をされ、駿河屋の伝統を傷つけるようなことがあれば反対の意思を表明していく」と話した。(滝沢文那、広津興一) 朝日新聞 2014年7月4日03時00分 http://digital.asahi.com/articles/ASG734D0TG73PXLB00K.html?_requesturl=articles/ASG734D0TG73PXLB00K.html |