Re: お馬鹿なニュース(全国版) |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2014/9/1 18:42:05 テレビ局というところは、視聴者の声がなかなか届かないところなのだろうか。 今年も夏の風物詩となった「24時間テレビ・愛は地球を救う」(日本テレビ)に チャリティランナーが登場する。しかし、視聴者はそのうさんくささをとっくの昔に 感じている。「アイス・バケツ・チャレンジ」もそうだが、2014年の夏はもっと “チャリティ”について考えるべきではないかと思えてならない。 【チャリティ番組のギャラが1000万円という現実】 「24時間テレビ・愛は地球を救う」(以下、24時間テレビ)の出演者にギャラが 発生しているのは有名な話で、昨夏には週刊誌『FLASH』が24時間テレビに 出演するタレントのギャラを掲載した。 その記事によると、チャリティランナーは1000万円、総合司会は500万円という 高額な報酬が支払われているという。 確認しておくが、24時間テレビは「チャリティ番組」だ。 また24時間テレビの予算は総制作費4億2000万円で、CM収入合計が 22億2750万円。そのうち出演者のギャラと制作費を除いて、赤字にならない範囲で 寄付に回すとも書かれていた。そうやって作られた番組が昨年は18.1%という 高い平均視聴率をマークして、15億4523万円という寄付金を集めている。 そして、今年はTOKIOのリーダー、城島茂氏が番組の看板企画である チャリティランナーに選ばれ、101kmマラソンに挑戦する。チャリティランナーは毎年、 テレビ局側が著名人の誰かを指名するかたちになっているが、なんだか“罰ゲーム” のようで筆者は好きではない。ちなみに城島はこれまでいちばん長く走った距離が、 中学1年時の校内マラソンで1.5km。一時は100kmで決まりかけたそうだが、 本人の強い希望で101kmに決定したという。 毎回、思うことだが、24時間テレビのチャリティランナーは仕事と報酬のミスマッチが 起きている。チャリティ番組とはいえ、総合司会はプロとしての業務になるためギャラが 必要になるのは納得できる部分があるが、走りのプロフェショナルではないタレントに “走る”ことで高額報酬が発生するのは、スポーツライターとしては違和感がある。 ちなみにアメリカやフランスのチャリティ番組に出演するタレントは、世界的に有名な アーティストでも全員ノーギャラだ。 (以下略) 酒井 政人:スポーツライター 2014年08月29日 全文はこちらで http://toyokeizai.net/articles/-/46454 |