Re: 今後の和歌山市 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/7/24 19:41:33 和歌山市の財政は危機的状況 和歌山市の平成19年度決算は、危険水域にあると予測していた連結実質赤字比率が早期健全化基準を超えるなど、財政が危機的状況にあることが分かりました。 これは、きょう(24日)大橋建一和歌山市長が、定例記者会見で明らかにしたものです。 それによりますと、和歌山市の平成19年度普通会計の実質黒字額は、およそ4億7000万円ですが、特別会計や公営企業会計などを合わせた連結実質赤字額はおよそ140億円となっていて、連結実質赤字比率は18.5%と、早期健全化基準となる16.25%を上回っています。 また公営企業については、食肉処理事業や下水道事業が、危険水域を示す経営健全化基準を上回り、土地造成事業も今後の収支見通しが厳しいなど、和歌山市の財政は危機的状況にあるとしています。 和歌山市では、去年の9月議会以降実施してきた財政健全化策の効果が反映されるのは平成20年度以降で、平成19年度と比較すれば連結実質赤字比率などの改善が見込めるとしていますが、景気が後退局面でもあり、税収の確保などについても予断を許さない状況です。 和歌山市は、今後、連結実質赤字比率の早期健全化基準のクリアを当面の目標としていて、大橋市長は「達成可能な数値ではあるが、規律ある財政運営をしていきたい」と、更なる健全化に取り組むことにしています。 (WBS和歌山放送ラジオ) http://wbs-news.net/article/17276585.html |