Re: 和歌山 これはちょっとな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/8/7 2:56:24 和歌山県が400万円過払い ダム用地買収の登記委託先に 2008.8.7 00:10 和歌山県が計画しているダム建設用地買収をめぐり、県が登記業務を委託した県公共嘱託登記土地家屋調査士協会に対し、平成15〜17年度に約400万円分の委託費を過払いしていたことが6日、わかった。協会側から実際の作業より単価の高い内容で費用が請求されていたためで、県がチェックできていなかった。協会側は全額を県に返還するという。県は、発注担当者の処分を検討するとともに同様のケースがないか全庁的に調査している。 同協会と県によると、過払いがあったのは県発注の切目川ダム(同県印南町)の用地買収に伴う不動産登記業務。業務を分担した数人の土地家屋調査士のうち1人が、測量の際に境界にコンクリートなど永続性のある標識を設置する「境界標埋設」と、木杭などを打ち込む比較的簡易な「境界点測設」の2種類の作業を混同。「測設」とすべき作業を比較的単価が高い「埋設」として請求し、請求額が3年間で400万円高くなっていたという。 県の用地買収に伴う登記業務は同協会が随意契約で独占的に受注し、個別の業務を所属会員の調査士に配分。委託費は毎年度、業務完了後に各調査士が協会を通じて請求している。 県は発注工事をめぐる官製談合・汚職事件を受けて昨年7月、大阪地検特捜部OBを監察査察監に起用し、県庁内部の不正行為に関する通報や、外部からの不当な要求行為に対応する監察査察制度を創設。同年8月に過払いの通報があり、内部調査していた。 県公共嘱託登記土地家屋調査士協会の役員は産経新聞の取材に対し、「測設か埋設か判断が微妙なケースもあり、故意に過大請求したわけではない」と説明している。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080807/crm0808070009000-n1.htm |