Re: 【和歌山県 県知事 仁坂 吉伸 様 に対する《要望・陳情・誓願!》】 |
投稿者: 最下位落選 清水 投稿日時: 2015/7/21 12:47:09 それでは「言い出しっぺ」の私からお願い致します! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 和歌山県 県知事 仁坂 吉伸 様 前略、ご公務に大変ご多忙の中恐れ入ります。 今月13日付けの <緊急事態メール!>でも申し上げさせて頂きましたが、今回【河川課の見解】として、 >その課題とは、降雨予測の誤差の発生による影響、 >操作ルール変更による被害発生といったリスクの考慮です。 >ご提案では、気象庁が発表する広域的な気象予報をダム操作の >判断基準とすることですが、広域的な気象予報では、 >小匠農地防災ダムの集水エリア内の実績雨量と予測雨量には >相当のバラツキが発生する可能性があります。 >そのため、予報に基づきご提案の操作ルールに移行したものの、 >実際の実績雨量が予測雨量を下回った場合、 >現行操作よりも放流量を増加させることになるため、 >下流の浸水被害を助長させる恐れがあります。 と仰せですが、これも「降雨予測判断の『空振り』問題」で、平成23年台風12号豪雨災害時は『予報が的中している』ので、的中した場合のリスクの方が遥かに高いのにもかかわらず、 『危機管理(予防原則)の観点から予報が的中するリスクの考慮が無いのが大きな間違いである』 と存じます。 さて、今現在台風11号に続き12号が接近しつつある緊急事態です! 台風11号接近時にも申し上げましたように、小匠ダムが『県の規定・現行運転』により『非常放流』が余儀なくなる豪雨災害の気象条件は、以下のとおりです。 ■小匠防災ダムの『県の規定・現行運転』における『非常放流』に至る気象条件 1.台風が洋上から紀伊半島に接近する。(勢力が衰えない) 2.台風の進路が高気圧に阻まれ通過速度が極端に遅くなることで長時間に渡り豪雨が継続する。 この二つの条件が揃った場合の豪雨災害においては『県の規定・現行運転』で対応した場合に『非常放流』が余儀なくなる可能性が大変高い。 つまり、先週の台風11号及び、今回の12号がこの条件に合致しますので、四国から紀伊半島に上陸するようなコースであれば『県の規定・現行運転』で対応すれば『非常放流』に至り、また平成11年及び、平成23年と同様に、 「『防災ダム』が無かったのと同等の洪水被害に見舞われる」 ということになりかねません。 先週の台風11号は、幸いなことにこの地域では、豪雨になることはございませんでしたが、熊野川の氾濫を見ますと豪雨になる地域は「紙一重」であったことは確かで、この地域が豪雨に見回れ、小匠ダムは『県の規定・現行運転』で対応していたので『非常放流』が実行され、また「『防災ダム』無いのと同等の洪水被害に見舞われる」状況になっていても不思議ではございません。 したがって、なにとぞ、せめて気象台より『500mm〜◯00mm/24h(日)以上』が発表された場合には「『下部調節樋門1門開放』での対応」というご英断をお願い致します。 前回も申し上げましたが、 >【河川課の見解】 >「平成26年11号台風:実績24時間雨量は178ミリ」 >「ダム下流の浸水被害を助長させていたものと考えます。」 こちらを検証したうえでご報告いたしますが、今現在は緊急事態ですので、改めて検証後にご報告申し上げます。 それでは、気象台より、 『500mm〜◯00mm/24h(日)以上』 が発表された場合には、なにとぞ「『下部調節樋門1門開放』での対応」というご英断をよろしくお願い致します。 敬具 |