Re: お馬鹿なニュース |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2015/8/25 22:32:48 >>24 学力テスト改善も「厳しい」 すべての公立学校の小学6年生と中学3年生を対象に行われた「全国学力テスト」の結果が公表され、和歌山県内の正答率は、基礎的な知識を問う小学6年生の「算数A」を除く教科で全国平均を下回りました。 文部科学省の全国学力テストで、ことし県内では小学6年生と中学3年生、それぞれおよそ8000人ずつが対象になりました。 テストは「国語」と「算数・数学」、そして「理科」で行われ、国語と算数・数学はそれぞれ、▽基礎的な知識を見る「問題A」と、▽知識を活用する力を問う「問題B」に分けて出題されました。 和歌山県内の公立学校の平均正答率は、小学校の▽国語Aが69.5%、Bが64.5%、▽算数Aが75.6%、Bが44.9%、▽理科が59%。 中学校の▽国語Aが73.4%、Bが62.9%、▽数学Aが64%、Bが39.6%、▽理科が50.1%でした。 小学校の「算数A」が全国平均を0.4ポイント上回りましたが、それ以外の教科では平均を下回り▽中学校の国語Bは全国で45位、▽中学校の国語Aと理科は44位、▽小学校の理科は43位でした。 一方で、去年、全国で最下位だった小学6年生の「国語A」は全国で31位でした。 県教育委員会義務教育課の南正樹課長は「去年から進めてきた学力向上の取り組みで一定の成果はあったが、依然として厳しい状況だ。 中学校に重点を置いて、引き続き、授業の改善を行いたい」と話しています。 【ゲームやスマホの影響は?】 全国学力テストに合わせた調査で県内の小学生や中学生がゲームをしたり、スマートフォンでインターネットをしたりする時間は、全国平均より長いことが分かり、県教育委員会では、「学力に影響が出るおそれがある」として、対策を検討することにしています。 全国学力テストに合わせ、文部科学省では、子どもたちの学習状況やメディアとの関係について尋ねるアンケート調査を行いました。 和歌山県内の公立の小中学校の子どもたちに「1日にどれくらい、テレビゲームをしているか」と質問したところ、「2時間以上」という回答が▽小学6年生で32.7%、▽中学3年生で42.3%に上り小学生は2ポイント余り、中学生は6ポイント、それぞれ、全国平均より多くなりました。 また、「1日にどれくらい携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをしているか」という質問に対して、「2時間以上」と答えた子どもは▽小学6年生で10.6%▽中学3年生で35.7%で、小学生は0.8ポイント、中学生は4ポイント余り、全国平均より多かったということです。 一方で、「家で授業の復習をしているか」という質問に対しては、「している」、「どちらかといえばしている」と答えた割合が▽小学6年生で50.9%、▽中学3年生で40.6%で、小学生は3ポイント余り、中学生は11ポイント余り、全国平均を下回りました。 これについて県の教育委員会は、「1日の中でテレビゲームやスマートフォンに費やす時間が多いと、学習時間への影響が出てくると考えられる。家庭学習や生活習慣について県や自治体からも指針を示しながら学力向上に取り組みたい」と話しています。 【今後の取り組みは】 和歌山県教育委員会は去年の全国学力テストで、小学生の「国語A」が全国で最下位になるなどの厳しい結果を受けて学力の向上に取り組みました。 ことし、小学校を中心に全国との差は縮まりましたが、依然として状況は厳しく、教育委員会では、結果を分析したうえで授業内容の改善を図ることにしています。 去年までの全国学力テストで、和歌山県は小中学生とも、2年連続ですべての教科で全国平均を下回り、このうち小学6年生の「国語A」は全国の都道府県で最下位となりました。 これを受けて▽すべての公立の小学校と中学校がそれぞれ、授業での指導方法などについて目標を定めた「推進プラン」を基に学習指導を進めているほか、▽県教育委員会では、各学校に対して授業の改善に向けた指導を行ったり、OBを活用して若手教員の育成を進めたりする対策班を新たに設置し、学力向上に向けた取り組みを進めています。 今回の結果について、県教育委員会では、小学校の算数や国語を中心に一定の効果は得られたものの、中学校では依然、厳しい状況だとしています。 県教育委員会では授業内容や家庭での学習などの改善策をさらに検討したうえで、2年後の平成29年度の全国学力テストでは小中学校のすべての教科で全国平均を上回ることを目指しています。 08月25日 18時54分 http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043624021.html |