Re: 【和歌山県 県知事 仁坂 吉伸 様 に対する《要望・陳情・誓願!》】 |
投稿者: 最下位落選 清水 投稿日時: 2015/9/22 12:34:24 ■『ダムの洪水調節運転プログラム』の見直し! まず、以下の記事をご覧頂きたいと存じます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☆日本経済新聞 <平成27年9月11日> http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11H0I_R10C15A9CR0000/ 鬼怒川の上流にある4つのダムを管理する国土交通省は台風18号の影響による大雨で下流が氾濫しないよう、9日午後以降に放流量の調節を始めていた。しかし茨城県常総市での堤防決壊を防ぐことはできなかった。担当者は「下流の水位上昇を抑える効果はあったはずだが、調節の加減は非常に難しい」と話した。 国交省によると、鬼怒川上流で同省が管理するのは、川治ダム、川俣ダム、五十里ダム、湯西川ダム(いずれも栃木県日光市)の4つ。 9日午後0時40分から午後8時5分にかけて、放流量を減らして水をためる「洪水調節」を各ダムで実施した。事前に放流し、ダムの空き容量を確保していた。 下流の常総市で堤防が決壊したのは10日午後0時50分ごろ。各ダムは同日午後2時の時点で、総容量の約7割までを上限として水をためていた。 「もっと放流量を減らし、ダムの容量を最大限使っていれば決壊を防げたのでは」との疑問も湧くが、国交省は「長時間降り続く雨に対処するため、ダムに余力を持たせようとしていた」と説明する。決壊後はさらなる被害を食い止めようと、容量をほぼ全て使う方針に切り替えたという。〔共同〕 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 上記の、 「下流の水位上昇を抑える効果はあったはずだが、調節の加減は非常に難しい」 「長時間降り続く雨に対処するため、ダムに余力を持たせようとしていた」 それは、 「ダムの洪水調節時における『規定』のとおりで、ダム工学的にも『間違いはなかった』」 と存じます。 しかしながら、 『決壊後はさらなる被害を食い止めようと、容量をほぼ全て使う方針に切り替えた』 この『方針転換』には、大きな『危険度・リスク』を伴うと存じます。 太田川上流にある『小匠防災ダム』と同様に、豪雨災害の最中に、 「洪水調節容量の『全て』を使い果たせば、ダムの『決壊・倒壊』を回避するために流入量をそのまま放流する『緊急放水・非常放流』を実行することになり『ダムが存在しないのと同等の洪水被害に見舞われることになる』」 と存じます。 したがって、 『決壊後はさらなる被害を食い止めようと、容量をほぼ全て使う方針に切り替えた』 この『方針転換』による『ダムの洪水調節運転プログラムの見直し・組み直し』は『くれぐれも慎重に』お願いしたいと存じます。 ただし、茨城県 常総市の大洪水は、今やこの国のどこで起きても不思議ではない『豪雨災害・大洪水』でありますので、 「治水・利水を問わず『日本全国のダム』は『茨城県 常総市の大洪水』と同等以上の『豪雨災害』を想定し『ダムの洪水調節運転プログラム』の『見直し・組み直し』をすべきである」 と存じます。 |