Re: 和歌山 これはちょっとな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/8/26 16:01:10 和歌山県4施設、館長不在…交渉難航で今春から 和歌山県立博物館(和歌山市)や同近代美術館(同)など県立の4文化施設で、今春から館長不在が続いている。事務系職員の館長をいずれも副館長にし、専門知識を持つ人材をトップに迎えようとしたものの、交渉は難航している。博物館法では館長を置くことを義務付けており、文化庁は「早急な人選が必要」としている。 県教委によると、館長が不在となっているのは両館と県立紀伊風土記の丘(和歌山市)、県立自然博物館(海南市)。展示などレベルアップを図り、集客力も高めるため、館長を外部から迎える方針を決め、歴史や美術の専門家、大学の研究者ら全国から十数人をリストアップした。 県教委は今春、最高で月額約50万円の報酬を用意し、拘束時間が短い「非常勤」とすることなどを提示して交渉。しかし、「本業が忙しく時間がとれない」「和歌山は遠すぎて行けない」などとすべて断られた。 当面は、副館長が「館長職務代理者」として業務を行っているが、このままでは、長期的な展示計画や大規模な予算決定などに支障が出ることも予想される。元館長の一人は「異常事態。見切り発車も甚だしい」と指摘する。 文化庁の昨年1月の調査では、館長不在の博物館、美術館は、回答があった全国550館のうち2館だけ。県教委文化遺産課は「見通しが甘かった。一人ずつ着実に適任者を見つけたい」としているが、見通しは立っていない。 文化庁美術館・歴史博物館室の話「博物館法に抵触する恐れがある。意図は理解できるが影響が出ないように早急に決めてほしい」 (2008年8月26日 読売新聞) http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080826-OYO1T00445.htm |