熊野川の総合的な治水対策協議会 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2015/11/6 3:15:41 熊野川の総合的な治水対策協議会 しらべていくと。 国土交通省近畿整備局の中にありますね。 http://www.kkr.mlit.go.jp/river/kyougikai/toppage.htm 出席者氏名もわかりますね。 議事録は、ありませんね。 開示請求すれば、出てきますね。 そうすると、ご自分の町が、何を言ったのか! また、なにも要求しなかったのがわかりますね。 それを、ご自分の町で咀嚼すれば、よくなると思います。 ○知事(仁坂吉伸君) 熊野川につきましては、平成23年の紀伊半島大水害において上流部に大規模なのり面崩壊が発生したことで濁りが長期間継続するようになっております。この濁水の長期化は、我々の誇りであります熊野川に対して大打撃でございますから、県としては大変重要な問題と認識して、これまでも河川管理者である国に対して、地元が納得できるような濁水解消対策を早期に取りまとめるよう要望してまいりました。 と申しますのも、ダムの所有者はJ─POWERでありますので、新宮市の方々はこれを強くしておりまして、あるいは逆に言うと意識し過ぎで、その結果、J─POWERに強く要求は出すんですけれども、J─POWERのほうは営利企業ということでございますので、なかなかかみ合わない。発電はやめろとか、あるいは買えとか、そういうような話があって、かなり実現困難なようなものがたくさんございました。 国は、その間、若干引いてるところがありまして、それでもっときちんと県管理河川のように自分の問題として出ていかないとだめですよといっていろいろ知恵をつけたり、そんなことを国に対してやってきたわけでございます。 しかし、最近になってようやく国が直接かつ強力に乗り出してくれまして、J─POWERと交渉し指導してくれることになりまして事態が急速に進みました。 今般、国から示された崩壊地対策等の流域対策、発電取水設備改造等の貯水池対策、発電運用の変更といった対策を実施することにより、平成23年の紀伊半島大水害以前の状況まで濁度の改善が可能となるというふうに聞いております。 このためにはフェンスの設置とかハードウエアの改良を行うことが主として必要になってくるわけですが、それが完成する前でも、運用でできるだけそれに近づけるようにということを、これは我々のサジェスチョンもありまして、国が大分頑張ってくれまして現在の状況になってるということでございます。 せっかくこういういい対策を立ててくれたんであるから、国に対しては、それを地元市町村の方々がなるほどとわかるように、何度も十分に説明を行ってもらうことを引き続き求めたいと思っております。 一方、より根本的には、これは紀伊半島大水害の復旧が、和歌山県では一部を除きましてほぼ終わってるのに対して、奈良県側ではなかなか、大規模な崩落があったもんですからまだまだなんでございます。したがって、新しい雨が降ると濁水が新しく発生して、これが川に流れ込むということが起こっておるわけでございますので、一日も早くこの発生源を絶つように精力的に工事を進めてもらいたい。これは、主として直轄すなわち国が請け負ってやっておりますけれども、国や奈良県にもそのように働きかけをして、また完全な形の熊野川を取り戻したい、そんなふうに思っております。 ついでに県に対し 「地元が納得できるような濁水解消対策を早期に取りまとめるよう要望」 この要望書を開示請求してみては、いろいろわかるかも。 |