Re: 海難1890 |
投稿者: 名無し 投稿日時: 2015/11/24 0:08:46 誇れる話受け継いでいく 「海難1890」田中監督が完成報告 和歌山 串本町沖で明治23(1890)年に起きたトルコ軍艦「エルトゥールル号」の遭難事故を描いた映画「海難1890」が全国公開されるのを目前に19日、田中光敏監督が県庁を訪れ、下宏副知事に映画の完成を報告。県民らへの感謝の気持ちなどを伝えた。 映画は日本とトルコの合作で、125年前のエ号遭難事故で救助活動を行った紀伊大島の住民と、30年前の「イラン・イラク戦争」で救援機を出して日本人を救出したトルコ政府にスポットを当てた。 10年前から映画化に向けた活動が始まり、両国で行われた撮影では地元のエキストラ延べ約1万人が参加したという。 この日、田中監督はトルコを訪問中だった安倍晋三首相とエルドアン大統領が同映画を観賞した出来事について触れ、 「世界は負の連鎖のような悲しい出来事がたくさんあるけれど、この映画は友情が友情を生むプラスの連鎖の話。 両国から世界へ向けた平和のメッセージとして発信したいと(2人に)伝えた」 と報告。 また、 「全国の学生や子供たちにも日本人が誇れる話として受け継いでいきたい」 と話した。 下副知事も 「県としても全国の人に見ていただきたい映画。 PRにも力を入れていく」 と応じていた。 また、田中監督は 「見渡す限りの大海原と断崖絶壁からのすばらしい自然の中で作品を撮れたことは県民の皆さんの協力があったからこそ。 感謝を伝えたかった」 と話していた。 同映画は12月5日に全国公開される。 |