Re: 海難1890 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2015/12/29 17:31:21 映画「海難1890」が描く絆 和歌山大で公開記念セミナー 日本とトルコの絆を描いた映画「海難1890」の公開を記念して、和歌山大学(和歌山市栄谷)でセミナー「語り継ぎたい日本人の誇り」が開かれた。 映画でも描かれた串本沖で起きたエルトゥールル号の遭難事故や昭和60年のイラン・イラク戦争でのトルコ航空による邦人救出についての解説に、参加者は熱心に聞き入っていた。 125年前のエ号遭難事故で懸命の救助活動を繰り広げた紀伊大島の住民と、30年前の「イラン・イラク戦争」で救援機を出して日本人の救出にあたったトルコ政府。 セミナーでは、同大観光学部の海津一朗教授が近代史におけるエルトゥールル号の遭難について政治的な背景を交えながら講義した。 さらに、実際にテヘランでトルコにより救出された沼田準一さんが、当時の体験を語った。 自動車エンジニアで、技術指導員としてテヘランに出張していたという沼田さんは、 「トルコの救援に飛び上がって喜んだが、当時は理由がわからず信じられなかった」 と振り返り、 「串本の人たちの行いのおかげと知り、本当に感謝している」 などと話した。 映画はトルコでも25日から上映がスタートしており、セミナーでは、トルコに到着した田中光敏監督との中継も。 田中監督は 「トルコの空港でも映画の映像が流れている」 などと話し、会場は大いに盛り上がった。 |