Re: 運営めぐり議論白熱 白浜町のフィッシャーマンズワーフ |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2016/3/15 23:31:29 白浜町議会(和歌山県)は14日、町提案の2015年度一般会計補正予算案のうち、 漁業振興施設「フィッシャーマンズワーフ白浜」への負担金2612万3千円を 382万3千円減額し、その他は原案通りとする修正案を賛成多数で可決した。 施設の初期投資の費用について「町がすべて負担するのではなく、 指定管理者と折半すべき分がある」と議会側が主張し、減額した。 議案をめぐっては、3月定例会の開会前から議論が白熱していた。 10日の一般質問で丸本安高議員(共産)が取り上げて 「町のやり方は理解に苦しむ」と疑問を投げ掛けるなど、 一時は予算案否決の様相も帯びていた。 382万3千円を減額する修正動議は、楠本隆典議員(無)ら4人が提出。 議長を除く議員13人による採決で、8人が賛成した。 町が予算案に入れていたのは、施設のオープン時(2013年7月)に 町が負担すべきだったとする設備、備品類の初期投資分。 これが経営状況の厳しさに影響しているとの判断だった。 可決された修正案では、食器などの「諸費用」分(約764万円)が半額になった。 修正案の賛成者からは行政運営のまずさを指摘する意見があった。 溝口耕太郎議員(無)は討論で、初期投資の費用の議論がなぜ今になって起こるのかと指摘。 指定管理制度に基づいて町の責務は果たすべきだが、 どこまでやるのかという詰めの協議をしていなかったのが原因だとして追及した。 本会議後、井澗誠町長は本紙取材に 「(修正案の可決は)議会との協議での結論であり、 反省すべき点は反省して真摯(しんし)に受け止めたい。 経営安定に向け、これまで以上の創意工夫が求められる。 指定管理者と協議し、より魅力ある施設にしていきたい」と話した。 予算案をめぐっては、古久保恵三、三倉健嗣両議員(ともに無所属)も 2612万3千円全額を削る修正動議を出したが、賛成少数(5人)で否決された。 施設の指定管理者を新年度から、 和歌山南漁協の地元組合員でつくる会社「フィッシャーマン」とする議案は賛成多数で可決。 これまでは漁協が指定管理者だったが、3月末で期間が満了する。 http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=311404&p=more |