町長の土地購入巡り政治倫理審査会 那智勝浦町 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2016/5/28 9:30:55 和歌山県那智勝浦町の寺本眞一町長が同町二河で私的に購入した土地を巡り、町政治倫理審査会が28日に開かれた。町民2人が購入経緯に政治倫理上の問題があるとして、条例に基づく調査請求書を今月8日に提出。審査会では今後事実関係を調査し、60日以内に調査結果を回答、公表する。 審査会事務局(町総務課)によると、2007年1月に施行された町長等政治倫理条例に基づくもので、調査請求を受けて審査会を開くのは今回が初めて。 調査請求は、町が差し押さえをした土地について、解除した翌日に寺本町長が購入したことについて「町長という立場で職務上知り得た情報を利用して自らが購入するという道義的にあるまじき行為」などと指摘。「職務に関し不正の疑惑を持たれる恐れのある行為をしないこと」「地位を利用して不正に影響力を行使しないこと」などと定めた同条例に違反しているとして調査を求めた。 同課によると、この土地は税の滞納のために12年10月に町が差し押さえをしたが、完納されたために13年6月24日に差し押さえを解除したという。 審査会は6人の委員で構成。今後、事実確認や町長ら関係者からの意見聴取などをする予定。 (2016年4月28日更新) http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=313753&p=more |