Re: 町長の土地購入巡り政治倫理審査会 那智勝浦町 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2016/6/22 10:01:47 町長に苦言呈する 政治倫理審査会が回答書提出 寺本眞一町長の土地取得の経緯について問う町政治倫理審査会の第5回が20日、町役場であった。最終回となるこの日は調査結果回答書の内容を確認。町長等政治倫理条例に違反した事実は認められないとしつつも、十分な説明を行うべきだったと苦言を呈する内容となった。回答書は翌21日に植地篤延副町長に提出した。その後、町は回答書を公表した。 問題となっている土地は、那智勝浦町二河1599の6をはじめ7筆(合計9万3805・69平方)。同町が参加差し押さえた経緯があり、町長個人と県とで賃貸借契約が結ばれている。町民2人の連名で、取得の経緯などが町長等政治倫理条例に違反すると調査請求が提出されていた。 調査請求を受けて、政治倫理審査会が発足。委嘱を受けた有識者ら6人が関係者への事実確認、意見聴取、法的関係の確認などを行っている。非公開で行われた前回は現地確認と委員からの意見聴取が行われ、今回は意見をまとめた回答書原案を確認した。土地取得において誰もが情報を得ることができ、購入できたことから、権力の不正行使はなく、県との契約についても事前把握の事実はなかったと結論を出した。一方で、「(町民に)疑念を抱かせたのは理解できないことではない」とし、3月の町議会一般質問での指摘の際に十分な説明を行うべきだったと苦言を呈し、十分に町民の信頼に応えるよう要請した。 条例によると同審査会は回答書を提出し、町は回答書を公開するが拘束力はない。 (2016年6月22日付紙面より) http://kumanoshimbun.com/press/cgi-bin/userinterface/searchpage.cgi?target=201606220101 |