Re: 和歌山 これはちょっとな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/9/17 13:33:38 市営住宅取り壊され、たばこコレクション失ったと提訴 和歌山市が市営住宅取り壊しの期日を間違え、保管していた明治時代のたばこの箱などたばこ関連のコレクション約2万4千点や父の遺骨などが失われたとして、住宅を借りていた同市有家の自営業厚美義人さん(54)が、市を相手に約3255万円の損害賠償を求めて和歌山地裁に提訴した。市は厚美さんが住宅を明け渡す前に、予定より約1カ月早く取り壊したという。 厚美さんらによると、住宅には記念たばこや観光たばこの箱、日本専売公社(現・日本たばこ産業)の支局の看板などを収蔵していた。公社に勤めていた父親が集め、79年から「和歌山たばこミニ博物館」として一般公開。全国の愛好家が訪れていたという。 訴状によると、この住宅に1953年ごろから住んでいた父親が01年に死亡。厚美さんがコレクションなどを相続した。市から05年に「約4年分の家賃約60万円が滞納になっている」と連絡があり、協議の結果「06年4月末日に明け渡す」との覚書を交わした。 しかし、住宅は06年3月末ごろ、事前の確認もないまま取り壊され、中にあった物品が破棄された。同年4月13日に厚美さんが現場を訪れて取り壊されたことを知り、市に抗議。市が謝罪したという。 市の担当者は「当時の担当者の間で伝達ミスがあった。しかし、住宅の明け渡し要請を再三行っていた経緯もあり、裁判ではこちらの主張もしていく」としている。 厚美さんは「遺骨や仏壇が無断で捨てられたのはひどい話。父親のコレクションも貴重なもの。全部返してほしい気持ちだ」と話している。 (朝日新聞) http://www.asahi.com/national/update/0917/OSK200809160128.html |