Re: 和歌山市が財政早期健全化団体になりました |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/10/1 19:53:31 和歌山市の連結実質赤字比率は全国ワースト11位 和歌山市の連結実質赤字比率が全国ワースト11位で、中核市の中で唯一、早期健全化基準を超えているなど、和歌山市の財政が危機的状況にあることが分かりました。 これは、きのう(9月30日)、総務省が、自治体財政健全化法に基づき、全自治体の財政悪化度をチェックする2007年度決算の財政四指標を発表して分かったものです。 それによりますと、判定に用いる四指標は、一般会計などに占める赤字割合を示す「実質赤字比率」、病院や水道の公営企業会計を加えた「連結実質赤字比率」、収入に対する借金返済額を示す「実質公債費比率」、第三セクターや公社を含めた負債割合の「将来負担比率」で、数値が大きいほど財政の悪化を示し、一つでも基準を超えると早期健全化団体や財政再建団体になります。 このうち和歌山市は「連結実質赤字比率」が17・60%で、早期健全化基準の16・25を上回り、財政が“黄信号”となる「早期健全化団体」のレベルにありました。 今回の発表を受けて、和歌山市の大橋建一市長は、「平成20年度決算では、早期健全化基準をクリアできる見込みが立ちつつある。しかし、土地造成事業が実質的に債務超過である現状や景気後退により一般財源の先行きに予断を許さないことなどをふまえ、更なる行財政改革に取り組んでいきたい。」とコメントしています。 2007年度決算では数値の公表のみで、実際の破綻判定は、来年秋にまとまる2008年度決算からスタートします。早期健全化団体になると健全化計画の策定などが義務づけられ、さらに悪化して財政再生団体になると、事実上、国の管理下に置かれます。 (WBS和歌山放送ラジオ) http://wbs-news.net/article/20328158.html |