Re: 新宮建設部関係工事は談合疑惑いっぱい |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/10/10 19:26:30 落札率:県の新制度後、新宮建設部平均92.3% 県内全体では84.8% /和歌山 ◇市民オンブズわかやま「90%以上に談合の疑い」 参加条件設定など検証必要 県で新入札制度が導入された6月以降、新宮建設部管内の25件(8月末現在)の建設工事の平均落札率が92・3%と高率だったことが分かった。県全体の266件では84・8%で、90%を上回ったのは新宮管内だけ。市民オンブズマンわかやまの畑中正好事務局長は「90%以上は談合の疑いがある。参加条件の設定の問題など検証が必要ではないか」と指摘している。【最上聡】 談合防止や県内業者育成を掲げた新制度では原則、条件付き一般競争入札を導入。施工実績や災害時の貢献など、新しい業者評価制度を取り入れ、予定価格に応じて地域要件を拡大している。 新宮に次いで落札率が高いのは、串本建設部の89・6%、最も低いのが西牟婁建設部の82・3%。新宮管内の業者だけが参加できる3000万円未満の工事では、平均落札率が93・1%だった。同じ価格帯の県平均は85・1%となっている。 新宮管内では7月に入札があった2工事で談合情報が寄せられ、新制度開始以降初めて入札が無効になった。参加業者数は一方が15業者、他方が9業者。予定価格3000万円以上5000万円未満で、串本管内の業者も参加できた。入札のやり直しでは、西牟婁管内の業者も加えた。 畑中事務局長は「条件付き一般競争入札では、地域要件などの条件設定が談合防止を阻害する可能性がある。業者数を30以上確保する必要がある」と話した。一方、県技術調査課は「最近は落札率がやや下がりつつある。もう少し長期的に見ていきたい」としている。 毎日新聞 2008年10月10日 地方版 http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20081010ddlk30010342000c.html |