Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/10/23 12:53:22 >>86 今から思えば、当時は和歌山を過小評価、大阪を過大評価しすぎじゃなかったかと思う。 現在、泉南地区では、泉佐野市民病院、阪南市民病院といった地域の中核医療機関が存続の危機だが、大阪府は頼りないないので、和歌山に助けを求める動きが出ている。 (和歌山県立医大、日赤医療センター等の医療機関に頼ろうとしている) なにをいまさら、それだったら第二阪和全通にもっと協力すればよかったもののという意見も強いとは思うが、まだ和歌山は吸引力は多少残っているんだろう。 関空開港時に第二阪和が開通していたら、まだ和歌山も衰弱していなかったので、ぶらくり丁も泉南地区の商圏を維持できたと思われるので、あんな急激な衰退はなかったと思う。 (もともと泉南地区はぶらくり丁の商圏だった。) ただし、地価の高騰は、ものすごいものになっていたと思われるから、地価下落による不良債権は、当時以上の半端なものじゃなかったと思う。 しかし、吸引力もそう長持ちはしない。これは、第二阪和のような高規格な基幹道路の場合、時間が経つにつれて、道路周辺に商業施設ができ、結果、中心街から客を取るわけで、最初はストローに穴が開いていなかったが、時間が経つにつれ、ストローに無数の穴があくという結果になる。 他方、高速道路の場合は、道路周辺に商業施設が建てるのは、インターチェンジ付近でないと無意味。 だからストローとしては穴が開きにくい。 つまり、第二阪和みたいな、高規格な基幹道路と高速道路を一緒にして議論することには無理があるということです。 実際、地方が本当に欲しい道路は、高規格な基幹道路で決して高速道路ではないと思う。 どちらにしても、中心街の没落というのは避けようがないとは思う。 |