Re: いろいろな、老人ホームの情報・ウラ情報教えて! |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2017/9/15 23:52:38 【介護のプロ】 大事なのは常に学び、成長していくことでしょう。 超少子高齢化社会が叫ばれる日本の介護業界にとっては、1年1年が全く違う世界であるといっても過言ではありません。 そんな中で、過去の技術・知識にばかり頼っていてはあっという間にほかの方に置いて行かれます。 厳しいようですがその時点で専門家ではありません。 介護という仕事には、解答例はあってもこれが完璧というものは決してありません。 相手はモノではなく、常に感情や体調が変化する人間です。 今日この対応がよかったからと言って、明日また同じ対応をしても利用者の方の機嫌を損ねないとも限りません。 どれが正しいかなんてわからないのです。 「これが正解、完璧だ!」等と言っているのは、逆にそれ以上のケアを提供することをやめてしまったという諦めにもとれてしまいます。 よりよいサービスを目指すのは専門家として素晴らしい姿勢です。 ですが、もっともっとサービスを良くするために、私たち介護士はよりよいケアを目指しつつも、完璧を答えにしてはいけないのです。 介護の知識・技術だけは誰にも負けないという気概、これは専門家としてのプライドです。 何か一つ自分に誇れるものがあるだけで、人間は自分の仕事に、そして自分自身に誇りを持てるようになります。 ですが、質の高い、利用者の方に満足していただけるケアを提供しようと思うとその難度は格段に上がります。 それは、とても素人の方が同じクオリティを再現しようとしてもできないものです。 介護のプロ=介護士ですから、求められるものは高いですが、同時にそれは誇りでもあるべきです。 だからこそ、「知識も介護技術も誰にも負けない!」という思いを常に胸に秘めておく必要があります。 私たち介護士にとって、利用者のためになる介護をするのは最も基本的なことであり、同時に最も大切なことでもあります。 ですが、仕事を覚えていけばいくほど、介護に慣れていけばいくほど、この介護士として最も大事な視点が抜け落ちていってしまうのです。 どんな時であっても、『利用者第一』! この考え方だけは胸に秘めておいてください。 介護のプロとは… 結論すれば、介護に限らず高齢者の方の情報、法令、その他介護にかかわる知識のすべてを習得している方が真の専門家だと私は思います。 ですが、それらが完璧であればプロと呼べるのかといえば違うはずです。 利用者の方を第一に考える必要があります。 高齢者の方に関する情報、介護士として必要な知識・技術、介護士としての確固たる理念…必要なものはきっと数限りないものだと思います。 ですが、数多くの偉人が述べているように「その仕事を楽しむことが何より大事」な事ですよね。 |