Re: 自動車の売買台数が大幅減 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/11/6 15:58:19 【金融危機】日米新車販売「底なし沼」 米32%減、日13%減 11月4日23時29分配信 産経新聞 世界的な金融危機の影響で日米の自動車販売が一段と深刻さを増している。3日発表された10月の米新車販売台数は前年同月比31・9%減の83万8156台(調査会社オートデータ調べ)となり、年率換算で1983年2月以来25年8カ月ぶりの低水準に沈んだ。日本自動車販売協会連合会(自販連)が4日発表した10月の新車販売台数(軽自動車除く)も同13・1%減の23万3922台となり、10月単月としては昭和43年に次ぐ過去2番目の低水準となった。欧州も含めた先進国の自動車市場は“総崩れ”状態だ。 「人口の増加を調整すると、第二次世界大戦後で最悪の月」 経営危機に陥っている米ゼネラル・モーターズ(GM)の販売チーフアナリスト、マイク・ディジョバンニ氏は米メディアとの電話会議でこう語った。10月のGMの米国販売は45・4%減とほぼ半減。1975年以降で初めて月販台数が20万台を割り込んだ。 GMとの合併交渉の最中にある米クライスラーも34・9%減と落ち込みに歯止めがかからない。両社の合併問題は大詰めを迎えており、4日の大統領選や7日に予定されるGMの7〜9月期決算の前後に何らかのアナウンスがある公算が大きい。ただ、今回の販売台数で示された壊滅的な数字は、米政府の金融支援などに微妙な影響を与える可能性も指摘される。 大型車不振に苦しんだ米自動車市場は金融危機以降、低迷に拍車がかかり9月の新車販売台数は15年ぶりに100万台を割り込んだ。10月は90万台にも届かず、1年前から続く米国の販売不振は“底なし沼”の様相だ。小型車に強い日系メーカーも、10月の販売はトヨタ自動車が23・0%減、ホンダが25・2%減、日産自動車が33・0%減と大きく台数を落とした。さらにトヨタは同日、08年の米販売見通しを244万台から、220万〜230万台に下方修正した。 一方、金融危機の悪影響は日本の新車市場にも波及している。自販連が発表した10月の新車販売台数は、ピーク時(平成2年=約50万台)から市場規模が半分以下に減った計算だ。 こちらは少子高齢化や都市部への人口集中、若者のクルマ離れなどの「複合不況」(関係者)の色合いが濃い。そこに米国と同様、「リーマン・ショック」が襲い、販売ペースが一段と鈍った。自販連は「金融不安の影響が個人消費にまで及んできた」と警戒感を強めている。 |