Re: 「美味しんぼ」和歌山編/来年2月連載開始でまた和歌山ブーム? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/11/15 3:44:41 「美味しんぼ」連載再開は和歌山から 原作者が知事と対談 2008.11.15 00:08 小学館の週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」で休載中の人気漫画「美味(おい)しんぼ」が平成21年3月にも再開し、第1弾の「日本全県味巡り・和歌山編」をスタートする。県内の食材や伝統料理を取材していた原作者の雁屋哲さんが14日、県庁を訪れ、和歌山の食をテーマに仁坂吉伸知事と対談した。 雁屋さんは10、11月の計10日間、みなべ町の梅料理や那智勝浦町の目張りずし、田辺市のシラス料理など県内の伝統料理を県職員らの案内で取材した。雁屋さんは「本当にいい取材ができた」と振り返り、和歌山の印象について「海と山があり、しかも歴史が古い。文化的に違うものが混在している面白い県。そこは漫画に書きたい」と語った。 さらに「郷土の伝統料理や文化を記録し、若い人たちに伝えるのが僕の役目。今の若い人は外からの情報に踊らされ、自分たちがどんなにいいものを持っているか忘れている」と指摘。仁坂知事が「和歌山はいいものを持ちながら認められていない。よその人に知ってもらいたい」と話すと、雁屋さんは「和歌山の若い人たち自身が和歌山のことを知ってほしい。そうしないと県はよくなりません」と提案した。 雁屋さんは印象に残った料理の一つに、煮たサトイモを丸ごと椀(わん)に入れた旧大塔村(田辺市)の料理「ぼうり」を紹介。同地域では大塔宮護良親王に対し失礼があったため約600年間、正月にもちをつかない代わりに食べたという伝承を挙げ、「(和歌山は)歴史があって信じられないような話が出てくる」と称賛した。 「美味しんぼ」の連載は5月、反目していた主人公の山岡士郎と父の海原雄山が連載25年にして歴史的和解を果たし、現在は休載中。再開第1弾の和歌山編は来年6月には単行本化される見通し。「日本全県味巡り」シリーズはこれまで8府県が登場している。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/081115/gam0811150016000-n1.htm |