Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/11/20 11:57:51 和歌山県内の建設業者がデモ計画 入札改善、県に要求へ 2008.11.20 03:12 ■倒産、前年の倍ペース 和歌山県発注工事をめぐる官製談合・汚職事件を受けて導入された新入札制度により「中小零細の建設業者が壊滅の危機にある」として、県内の建設業界団体が1000人規模の抗議活動を計画していることが19日、わかった。28日午後に和歌山市の和歌山城から県庁前までデモ行進し、最低制限価格の引き上げなど入札制度の改善を仁坂吉伸知事に求めるという。 県は6月、一般競争入札の全面導入を柱とする新入札制度を導入したが、最低制限価格や調査基準価格を下回る採算度外視の応札が相次ぐなど競争が激化。仁坂知事は「ダンピング(不当廉売)が目に余る」として、県建設業協会などに冷静な対応を要請していた。 業界関係者によると、行進を企画しているのは日高、有田、新宮地方の建設業協会などで、約1000社に対し各1、2人程度の参加を要請している。 参加要請の文書は新入札制度について、「前知事と県外ゼネコンなどが癒着した中での事件にもかかわらず、県内の中小請負業者にのみ責任を押し付け、苦しい経営に追い込んでいる」などと指摘。入札参加業者を一定地域に限定する「地域要件」の強化など、入札制度の改善を仁坂知事に要求する考えだ。 帝国データバンク和歌山支店によると、10月末現在の県内の企業倒産件数(負債額1000万円以上)は127件で、前年同期の1・7倍に増加。このうち建設業関連企業の倒産は38件で前年同期(19件)の2倍となっている。 新入札制度を巡り、県建設業協会などはダンピング防止策として予定価格の事前公表廃止を県側に要請しているが、中小業者には「積算などの負担が大きくなる」として全面的な廃止に反対する声もある。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/081120/wky0811200312006-n1.htm |