Re: 旧丸正跡の再生プラン 健康温泉や食料品、飲食街など 和島興産で着々進む |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/2 22:34:36 商店街活性化に一役 フォルテ・ワジマ開業1年 集客力アップなど課題も 和歌山市本町の旧丸正百貨店跡に商業施設「フォルテ・ワジマ」がオープンしてから、1日で1年になった。周辺の通行量は増え、商店街の活性化にいちおうの効果は現れているものの、ビル内の空きスペースをどう埋めるかなど、今後の課題もある。 先週末の11月29日と30日、フォルテで開かれた「復刻祭」では、丸正百貨店当時の写真などが展示され、にぎわった。しかし、2〜6階では空きスペースが目立ち、買い物客も少なめ。家族らと来ていた同市府中の上野三奈子さん(41)は「20〜30歳代の女性向けの、洋服やケーキの店があれば」と希望する。 5階に開設予定の県立医科大「未来医療センター」は、寄付金集めやスタッフの確保に手間取り、年内オープンの予定が来年4月以降にずれ込むことになった。同市築港の平嶋喜美代さん(61)は「少し賃料を下げるなどして空きスペースを埋め、もっと人を寄せてほしい」と注文する。 市まちおこし推進課によると、フォルテの向かい、ぶらくり丁商店街の通行量は、オープン前の2007年9月に比べ、昨年12月は1・8倍に増えたが、08年1〜6月は1・1〜1・5倍と微増の状態。同課では「市全体を活性化して人口流出を止めなければ、にぎわいも持続しない」と危機感を募らせる。 一方、周辺の商店街では、独自の取り組みが広がる。「市中央商店街活性化委員会」は今年2月から、週に1度、ブランド品作りや観光資源を生かした活性化策などの改革を協議。12月からは、商店街ニュース(A3判)を発行して、アピールする。 松本裕司委員長は「商店主からは、販売や接客方法を教えてほしいという積極的な声があり、意識が変わり始めた。地道な活動でフォルテと一緒に盛り上げていきたい」という。 フォルテ・ワジマを経営する「和島興産」の島和代社長は「良いものを作りたいので、時間をかけて入居する事業者を選んでいる。魅力ある施設づくりを進めて、集客力を高めたい」と話している。 (2008年12月2日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20081201-OYT8T00935.htm |