Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/11 10:27:35 歳末商戦県内も“厳冬” 百貨店、商店街「前年割れも」 買い得感工夫/集客行事増 世界経済の減速で、国内景気が急速に落ち込むなかで迎えた歳末商戦。県内の百貨店や商店街でも、消費者の買い控えによる売り上げの落ち込みが予想され、ホテルではビジネス客らの宿泊が減っている。「このままだと前年割れも」。出口の見えない不況に、悲鳴が上がる。 和歌山市のぶらくり丁商店街にある「玩具(がんぐ)たからや」。クリスマス前には毎年、1万円前後のフィギュアがよく売れるが、今年は2000〜3000円のカードゲームなどが中心という。同店は売り上げを昨年より約30%減と見込み、「かなり冷え込んでいる。クリスマスプレゼントの下見に来る親も少ない」と話す。 和歌山市友田町5、和歌山近鉄百貨店の歳暮コーナーでは、名産品の紀州梅やシラスなどが人気。定番のビールや料理用オイルなどの売れ行きは、昨年より数%落ちているという。 営業推進部の宮崎成広係長は「定番商品の落ち込みは景気後退の影響かも」と話し、少しでもお買い得感を出そうと、「今年は全国送料無料の商品を、昨年より10点ほど増やしました」。 冬物衣料は3万〜4万円のダウンジャケットの売れ行きが落ちた。高級品の苦戦にも不況の影が出ている。 同市友田町5、ホテルグランヴィア和歌山は、客室改装工事の影響もあるが、出張客を中心に、昨年に比べ客室稼働率が年間で約5%の減。山村良之総支配人は「料理教室やイベントを増やし、地元の人に親しんでもらえる工夫が必要」と話す。 一方、料理長手作りのおせち料理の予約は1万5000〜5万円の7種類を用意し、売れ行きは昨年並み。山村総支配人は「不景気でも『年に一度のおせちぐらいは、いいものを』との思いがあるのでは」とみている。 (2008年12月11日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20081210-OYT8T00802.htm |