Re: 和歌山県が、公共工事の予定価格の事前公表中止へ |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/16 7:21:13 入札制度は「日本一」 仁坂・和歌山県知事就任から2年 2008.12.16 03:23 官製談合・汚職事件に伴う出直し知事選に当選した仁坂吉伸知事が17日で就任2年、1期目の折り返しを迎える。一貫して掲げてきた「清潔な県政」と「元気な和歌山」は実現に向かっているのか、聞いた。 ■不況は耐えきる −−和歌山は元気になっているか 「例えば農産物の販売は、すごく積極的だ。観光もどんどん外に出てPRするようになった。内向きな行動では外から富はやってこない。打って出る姿勢が出てきた」 −−全国的にインパクトのある政策は 「『全国初』には興味ないが、全国一の政策には意味がある。農産物の残留農薬をダブルチェックする制度はまさにそうだ。(6月に導入した)公共調達制度も日本一。できる範囲で最高のことをやっている」 −−官製談合事件では「政・官・業」の利権体質が指摘された 「入札制度は昔の護送船団方式には絶対戻せない。談合は制裁される。苦しくなるところもあるが、今まで何だったのかという議論にもなる。ダンピング(不当廉売)だけは、やりにくくする仕掛けが必要だ」 −−県政の信頼回復は 「できていると思う。信頼は初めから、それほど失われてはいない。さらに上のレベルが要求されている。使命、任務に積極的に対応する動きが県庁全体に波及するまで、あと少しだ」 −−企業誘致などの産業振興が期待されている 「やはり景気がすごく心配だ。企業誘致は2年間で48件(意思決定ベース)をものにしてきた。その初期投資の経済効果は県内GDP(域内総生産)の5%との試算もある。頑張ったらいける、ぐずぐずしないで早く走ればいいと職員が学習し始めている」 −−知事が細かい仕事まで口を出しすぎだとの声も 「私にアイデアがあり、正しければ、すぐにやってもらう。県庁は人を育てるだけの機関ではなく、今そこにある危機を何とかせねばならない。自分が思いつくことは全体の何百分の一。中小企業向け融資の新設・拡充は担当者のアイデアでヒットした政策といえる」 −−1期目後半に向けての決意を 「明らかに経済的な風は今後冷たくなるが、いつまでも続くわけではなく、耐えきれるよう県民とともに頑張りたい」 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/081216/wky0812160324003-n1.htm |