Re: 議案第147号工事請負契約の締結について(公共建築課) |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/17 11:37:49 >>77 ↓の記事ですね。 「1社入札」9割に急増 大阪府発注の電気設備工事 大阪府が今年度に発注した17件のプラント電気設備工事のうち、16件が1社だけの入札だったことが分かった。落札したのは東芝や日立製作所などの重電メーカー7社で、「1社入札」の割合は07年度の40%から94%に急増。上限価格に対する落札額の割合(落札率)は07年度の88.5%から96.4%に上昇した。橋下徹知事は落札率の高止まりを防ぐため、緊急措置として予定価格の事前公表を中止する。 1社入札では、事前に公表される上限に近い価格での落札が可能だ。競争原理が働かず、公共事業の透明性を確保するための競争入札制度が形骸化(けいがいか)するとの指摘もある。 府が発注した17件は下水処理場やポンプ場の機械を運転・制御する電気設備の工事。すべて一般競争入札で、9月29日から11月28日にかけて実施した。事前に公表された上限の予定価格は1772万円〜4億1930万円で、総額約24億4700万円。 1社入札の16件のうち、最初から1社しか入札に参加しないケースが2件、1社を除いた全社が途中で辞退したケースが14件だった。電気設備工事の1社入札は07年度は30件中12件(40%)、06年度は9件中2件(22.2%)にとどまっていた。 平均落札率も、06年度89.6%、07年度88.5%から今年度は96.4%に跳ね上がった。最高は日立製作所の99.68%。今年度発注の予定価格で換算すると、昨年度の落札率に比べ、受注価格は約1億9千万円高くなる計算だ。 府によると、自治体のプラント電気設備工事では1社入札が全国的に増加傾向にあるという。府の場合、設備工事を受注できるのは重電メーカー11社だけ。府の担当者は1社入札について「他社が整備したものを新たに工事するのは技術的にリスクがある。設備更新や改修の場合は業者が工事を選んでいるのではないか」と話す。 今年度、入札を途中で辞退した重電メーカーは「受注できると判断して申し込んだが、参加後に示された図面を確認した結果、既存設備の技術を購入する必要があり、予定価格をオーバーすることがわかったため」と説明した。 1社入札の場合、予定価格を上回らなければ落札できるため、橋下知事は予定価格を落札までは公表しないことを決定。まだ執行していない数件の電気設備工事の入札で試験的に導入する方針だ。 (朝日新聞) http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200812160118_01.html |