自民党県議団提案の森林整備税に猛反発 主役の市長候補宇治田県議に風当たり |
投稿者: 憤慨生 投稿日時: 2005/12/7 21:52:05 自民党和歌山県議団が中心となって12月定例県議会に提案中の「森づくり税条例案」に県民の批判が強い。森林整備などのため、個人県民税として県民1人につき年間500円を5年間徴収する事実上の増税だが、県民から「増税するなら県議会定数の減員が先きだ。県内の自治体議会はすべて減員済み。残るのは県議会のみ。全国都道府県議会で減員していないのは和歌山県ぐらいではないか」との声もある。この案件に対して、県内最大の労組組織「連合和歌山」や県民税の三分の一を納める県都・和歌山市議会も全会一致で反対決議している。そこで問題なのは、増税主役の自民党県議団会長の宇治田栄蔵県議だ。宇治田県議は、来年夏の和歌山市長選に立候補を声明している。本来なら和歌山市にほとんど関係がない森林整備増税に慎重であってほしかった。市議会の全意見に反する動きを示したことで、市長選への影響は必至だ。同じくうわさの候補で無所属の山下大輔県議も増税賛成派として俎上に乗りそうだ。市長選は増税賛否が政策の争点となろう。 |