談合の疑いがある和歌山県トンネル工事の支出関連公文書紛失に徹底調査などを要望 |
投稿者: 市民オンブズマンわかやま事務局長畑中正好 投稿日時: 2006/11/10 12:08:07 11月9日、談合が疑われるトンネル工事に関する支出関連公文書の一部が紛失していることがわかったことから当会は、紛失についての謝罪と徹底調査等5項目の要望書を提出し、回答を求めました。 紛失は、10月17日、トンネル談合の追及を目的に当会が行った、木村知事就任後から請求日までの支出関連資料の開示請求に対する11月1日の非開示通知により判明。 非開示とした11件のトンネル工事のうち、6件は大阪地検が押収中とし、5件9種類を「所在不明のため」としてきたことからです。 所在不明についての県担当者の説明は、「書庫をさがしたが見つからず、あるかないかわからない」と説明しただけでした。 情報公開制度上、公文書の保管・管理の重要性を重く見る当会は、紛失はあってはならないことと考えて要望を行ったというものです。 当会は、開示の対応から県にはあってはならないことというきびしい理解が欠如していると批判。過去にも公文書の紛失があり、改善策を当会にも示していたにもかかわらず、再び、紛失したことは罪が重いと指摘し、「紛失」したことに対する真摯な謝罪と反省を求めました。 その上で、紛失した公文書を徹底的にさがすよう求めるなど5項目の要望し、2週間以内の回答を求めました。 |