Re: 今後の和歌山市 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/2/26 12:18:19 泉佐野の次は和歌山市か? 大阪・泉佐野市が早期健全化団体へ…関空巡り赤字増 再生団体の一歩手前 関西空港開港に合わせた過剰な基盤整備などの影響で、財政危機に陥っていた大阪府泉佐野市が2009年度、地方自治体財政健全化法の「早期健全化団体」に転落する見通しになった。08年度決算で、市全体の赤字の割合を示す連結実質赤字比率が24%程度になり、早期健全化基準(17・44%)をクリアできないことが、市の試算で判明した。国の管理下に置かれる財政再生団体の一歩手前で、市は今後、財政健全化計画の策定を義務づけられる。総務省は「地方自治体で、基準を超える見通しは初めて聞いた」としている。 同市では、1994年の関空開港前後に、市立病院建て替えや宅地造成、下水道整備などを進めたが、バブル崩壊で企業誘致が進まなかったうえ、人口の伸びも想定を大きく下回り、危機的な財政状況になった。病院会計や宅地造成会計などを含めた市全体の借金は07年度、1350億円で、一般会計規模(約400億円)の3倍以上に上り、08年度も大幅な改善は望めないという。 早期健全化団体などは08年度決算で初めて指定されるが、同市は07年度決算でも、同比率が39・31%と基準を大きく超過。転落回避に今年度、職員削減や人件費カットなど行財政改革に取り組んだが、基準を下回ることはできなかった。 総務省によると、07年度決算で同団体の基準を超えたのは、同市や同府守口市、兵庫県淡路市など40市町村。北海道夕張、赤平両市など3市村が財政再生団体の状態だった。総務省は「08年度決算はまだ示されておらず、どれだけの自治体が同様の状態かは分からない」としている。 早期健全化団体 2007年6月に成立した地方自治体財政健全化法で、財政破綻(はたん)しそうな自治体を早期に発見し、健全化を迫るため設けられた。赤字解消や借金返済を進めるための財政健全化計画の策定が義務付けられ、毎年、進捗(しんちょく)状況を公表しなければならない。 (2009年2月26日 読売新聞) http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090226-OYO1T00290.htm |