Re: 次期総選挙の話 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/4/2 2:46:14 一ノ宮美成の取材日記(コンフィデンシャル OSAKA)に↓の記事。 二階チルドレン、矢野隆司衆院議員 西松建設をめぐる二階ルートで代議士の名前が浮上してきたと報じたが、その人物は衆議院近畿比例ブロック選出の矢野隆司衆院議員である。二階氏の金庫番で実弟・英臣氏が資金集めの拠点にして関西新風会の最初の届け出所在地は、大阪市北区梅田一丁目一番3―2700の矢野興産内だった。この矢野興産は不動産業を主とした会社だが、矢野議員も役員を務めていた矢野ファミリーの会社だった。同じフロアに、これまた矢野ファミリーが経営、矢野代議士が会長をしていた水道設備会社「大成機工」があり、さきの「関西新風会』用の机と電話だけが置かれていた。この大成機工内には、矢野衆院議員の事務所もおかれている。しかし、報道であきらかになったように、関西新風会実際の事務所は、大阪市西区立売堀3-2-19、南海シティハイツ立売堀401号室にあり、事実、「関西新風会」の看板も出していた(2月末退去)。ここが英臣氏の実際の活動の拠点だったわけである。この事務所の所有者は、西松建設の関連会社でコンサルタント会社の「オーエーエンジニアリング」(東京)。購入資金は西松建設が出した。また、事務所改装費四千万円も西松建設が出した。 ◆その後、英臣氏とオーエー社との間に年間280万円の賃貸料契約が結ばれ、それ以前は不明だが、西松建設和歌山支店と同じビルにある自民党和歌山第三支部(二階俊博支部長)から06、07年の二年間オーエー社に支払われていた。この家賃の肩代わりをしていたのが西松建設で、同支部の収支報告では、西松建設の社員と家族60人の名義で五万円ずつ、計300万円を献金していた−というのが、関西新風会をめぐる西松建設の裏献金ルートの一つだったというわけであ さて、矢野氏は、関西学院大学卒、神戸新聞記者を経て衆院議員になった二階チルドレンの一人だが、二階氏の政策集団「新しい波」に、井脇ノブ子、川条志嘉、松浪健四郎、藤野真紀子、鶴保庸介、金子善次郎、泉信也など二階チルドレント呼ばれている議員や周辺の議員たちとともに献金している。「新しい波」は、大成機工からも60万円、矢野興産からも30万円の献金を受けている。新しい波には、西松建設のダミー団体・新政治問題研究会から120万円、未来産業研究会からも60万円の献金が入っている。 ◆ところで、なぜ、いま、実弟の英臣氏かといえば、常に、その趣旨は別にして、ネの受け渡しの現場にいたからだという。筆頭秘書の長田氏は、公共事業の段取りをする役割を果たすが、カネの受け渡しの場面には顔を出さなかったという。もともと、二階氏が誰かから、その趣旨は別にして、カネを受け取る際、その場面に弟の英臣氏か立ち会うことが多かったという。こうしたことから、捜査当局も、完全に口を割った西松建設の国沢前社長の供述から、英臣氏の方が狙い安いと見て、今盛んにリーク情報を流しているのである。つけくわえれぱ゛、冒頭の矢野衆院議員のほか、もう一人、地元業者の名前も浮上してきている。それにしても、二階氏の人脈は深くて長い。それも複雑に絡み合っている。その分、ことと次第では奈落の底に落ちてしまうケースもある。 http://blog.zaq.ne.jp/jtsyakai/article/48/ |