Re: 新型インフルエンザ情報 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/5/2 15:57:28 【新型インフル】エンジン全開の舛添厚労相、大丈夫? 新型インフルエンザ問題で、舛添要一厚生労働相が連日早朝や深夜に緊急記者会見を開くなど「エンジン全開」で対応している。厚労省の職員からは「難解な感染症の話を国民に分かりやすく説明してくれる」と評価する声が高まっているが、舛添氏の政治姿勢を「パフォーマンスが過ぎる」と見る向きからは、冷ややかな反応も。1日には、感染疑いの患者が出た横浜市の危機管理態勢を記者会見で厳しく批判したことが、同市の中田宏市長の反発を招いており、厚労省内からは舛添氏が「やや前のめり過ぎる」を不安視する声も出てきた。 「国民が一丸となって協力すれば、この見えない敵であるウイルスとの戦いに必ず勝てる。ぜひオールジャパンで全員の力を合わせてウイルスと戦いたい」 1日午前の閣議後会見。テンションが高めの舛添氏は新型インフルエンザ対策を勇ましい勝負事になぞらえ、全力で取り組む姿勢を強調した。 会見で舛添氏は、横浜市の高校生がまず病院を受診したために感染拡大の危険性があったことを取り上げ、「インフルエンザの症状があった場合は病院には行かないで、保健所や相談センターに電話してほしい」と何度も繰り返した。 こうした場面はテレビで取り上げられることが多く、厚労省幹部は「こういう非常事態の際にはとても助かる」と上々の評価だ。 ただ、舛添氏の行動がやや脱線気味となると、周囲がついていけないケースもある。 舛添氏は新型インフルエンザ問題について「私から国民に一刻も早く正確な情報を伝える」としており、重大事案は、舛添氏が発表するのが鉄則だからだ。 そうなると事務方も緊張する。1日未明の記者会見でも、すでに準備された報道発表資料を早く見たい報道陣と、「大臣が来るまではダメ」と必死で粘る事務方がバトルを繰り広げた。 その会見では、もう一つの波乱があった。 舛添氏が感染疑い患者が発生した横浜市と長時間電話が通じなかったことについて、横浜市を「極めて遺憾」とこき下ろしたためだ。 会見を聞いていた厚労省側に緊張が走った。横浜市側にどんな事情があったかを把握しないままの「遺憾表明」は強すぎないか−。危機感を覚えた厚労省幹部は、広報室職員に「早く会見をやめさせろ」と指示を飛ばしたほどだった。 実際には横浜市の担当職員は報道機関などの問い合わせ対応に追われており、舛添氏の怒りは「的はずれ」な面もあったようだ。同市の中田市長は会見で「(大臣は)国民に落ち着くように呼び掛けているが、大臣自身が落ち着いた方がいい。ちょっとカリカリしすぎでは」と不快感をあらわにした。 結局、同日夕には、横浜市のケースが新型インフルエンザではないことが判明。厚労省にもホッとした空気が流れたが、その発表の記者会見は舛添氏ではなく、なぜか厚労省の担当室長だった。 厚労省内からは「大臣は自分に都合の悪い話になると表に出てこない」(中堅職員)との声も聞こえている。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090501/plc0905012038016-n1.htm |