Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/5/30 17:46:26 「県内 望む就職先ない」 学生意識調査 県外志望理由の62% 県は、大学や短大などを来年3月に卒業予定の県出身者の就職意識調査の結果をまとめた。県外での就職を希望する学生が多く、その理由に「県内に希望の就職先がない」を挙げるケースが前年より大幅に増加。将来的にはUターンを希望する学生も多いことから、県では、合同就職説明会を開くなど県内企業のPRに力を入れる。 調査は昨年12月から今年1月まで、県内外の大学や短大、専修学校、和歌山高専の来春卒業予定者2501人にアンケートを送付して実施。543人から回答があった。 就職を希望する地域は、「県外」が35・9%で、「特定の地域にはこだわらない」の33・0%、「県内」の30・4%を上回った。ただし、県外希望者にその理由を尋ねたところ、「県内に就職先がない」との答えが62・1%あった。「都市圏で就職したい」を33・9ポイントも上回っており、前年の調査結果と逆転した。 「県外」や「特定の地域にこだわらない」という学生に将来のUターンの意向を聞くと、賃金その他の労働条件が合えば希望するとの回答が63・6%を占め、前年比5・4ポイント増加した。労働条件多少が合わなくても希望するという回答も11・8%あった。県外での就職を望む学生でも、7割以上が勤務地は「関西」を希望しており、地元志向の強さがうかがえた。 県労働政策課は、6月21日に大阪市でU・Iターン就職企業合同説明会を開催。企業の就職情報などを希望者にダイレクトメールで送付もしている。県中小企業団体中央会も、地元に優れた中小企業があることを知ってもらおうと、6月7日に和歌山市で合同就職説明会を行う。 同課は「古里に帰りたいと考える学生は実際には多いとみられ、さまざまな機会をとらえ、県内企業の情報を積極的に提供していきたい」としている。 (2009年5月30日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20090529-OYT8T00998.htm |