Re: サンケイ「裁判員制度全国フォーラム、和歌山でも不正」リビング |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/7/3 21:20:21 ◆9番(尾崎太郎君) おはようございます。 議長の許可を得ましたので、一般質問をいたします。 私の父は、あいさつや演説が非常に長いので有名でありまして、よく後援会の方々から小言をちょうだいしたものでありますが、私はそれを反面教師として、話は努めて短くしようとしてまいりました。この点については、大いに旅田市長を見習わなければならないわけですが、しかし、本日の質問は前置きがいささか長くなってしまいますことをお許しいただきたいと思います。 さて、市議会に議席をいただきまして、はや3年が過ぎました。この間、市長の進める政策を見てまいりまして、近ごろつくづく思いますのは、市長は市民のために政策を立案しているのではなく、市長を取り巻く一部の人たちのために政策を立案、実行してきたのではないかということであります。もちろん市長は、その責任がみずからに降りかからないよう、巧妙に立ち回っておられるように見えます。さまざまな審議会などを隠れみのとし、委託したコンサルが、なぜか市長に都合がいいように絵をかいてくれる。 例えば、市長自身が「風」 119号の中で、平成11年三和総研に和歌浦湾地域振興ビジョンの策定を委託したが、6月ごろ既に中間報告的なものが提案されてきた。その中に、私とほぼ同じ考えが示されていたと書いているがごとくであります。市長は、審議会やコンサルの意見に従って政策を進めたのであって、市長の個人的な思惑が入り込む余地など、ほとんどないんですよというようなぐあいであります。 私も当選いたしまして2年ほどの間は、市長性善説をとっておりまして、厳しい選挙を勝ち抜いてこられた方だから、いろいろあっても基本的には市民のことを第一にお考えになっておられるんだろうななんて、今から思いますと私も大いに甘かったわけでありますが、ここ1年ぐらいは市長性悪説をとるようにしましたところ、今まではどうしてこんなやり方をするんだろうと不思議に思っていた市長の進める政策の真に意味するところが、だんだんとわかるようになってまいりました。 端的に言って、旅田市政の本質は利権の創造であります。ことさら必要とされてもいない事業にもっともらしい理屈をつけて予算化する。その仕事は、自分に親しい人がなぜかたまたま受注する。まさに、ないのならつくってみせよう、おいしい利権というわけです。 無論、市長が躍起になって進めている大学もまた同じ構造であることは容易に推測できるにしても、その名称が創造大学というのは、笑えないブラックユーモアであります。 さて、先日の貴志議員の質問によりまして、花いっぱい事業及び海都WAKAYAMA21事業の利権構造の一端が明らかになったわけでありますが、私はもう少しこの問題を掘り下げてみたいと思います。 花いっぱいの関連事業は、実は花いっぱい実行委員会が、和歌山市からの交付金で行った事業以外にも、和歌山市のテーマパーク推進室が行った事業があります。平成13年度では、花いっぱいガーデニングコンテスト開催事業、おしゃれなガーデニング塾開催事業、広報啓発事業、本町フラワーステーション開催事業、花いっぱい講座開催事業、花いっぱい人づくりセミナー等であります。随分たくさんあるとお感じになるでしょうが、これらの事業は、いずれもすべて花いっぱい和歌山大会事業連絡会なるところが受注しております。 一見しますと何か公的な感じのする名称を用いて真相を隠ぺいしようとするのは、市長を取り巻く利権集団の常套手段のようですが、果たしてこの花いっぱい和歌山大会事業連絡会なるものの正体は、株式会社和歌山放送、株式会社テレビ和歌山、株式会社和歌山リビング新聞社、株式会社シード、そして財団法人日本余暇文化振興会であります。 貴志議員の質問で明らかになりましたとおり、全日本花いっぱい和歌山大会実行委員会が、和歌山市からの交付金で行った事業につきましては、それぞれ株式会社テレビ和歌山、株式会社シード、株式会社和歌山リビング新聞社が単独で受注しているのですから、花いっぱい関係事業のイベントもののすべては、今述べました会社に発注されているわけであります。これではまるで花いっぱい和歌山大会事業連絡会なるものは、仲間うちで仕事を分け合って独占的に受注を図るための談合組織のように見えるではありませんか。 ついでながら、大変興味深いことには、このときの財団法人日本余暇文化振興会の担当研究員なるものは、海都WAKAYAMA21事業に登場する小野田金司氏であります。 小野田氏は、当時近畿日本ツーリストの営業をしておられ、近畿日本ツーリストは和歌山市から花いっぱい運動指導者育成海外研修事業を受注しております。また、小野田氏は、市長と仲よしグループの5人組が、この中には市長の絵の先生で、市と賃貸借契約を交わしている女性や、楠本建設社長の楠本卓司氏が含まれていたことは、既に明らかになっていますが、平成12年5月、アメリカ、カナダへの海外旅行へ行った際の添乗員でもあります。 さて、談合というものは、一般的に申しますと、だれか仕切り役となるリーダーがいるものであります。花いっぱい関連事業を仕切ったリーダーというのは、存在するのでしょうか。もし存在するとするならば、この人物は市長に非常に親しい人に違いない。なぜなら、この種の談合は、行政側の協力、あるいは指導なしに不可能だと思えるからであります。 ところで、この花いっぱい事業連絡会と大変よく似た名前を持つ特定非営利法人花いっぱい推進協議会が、平成13年2月に設立されております。何でまた申し合わせたように和歌山市の花いっぱい事業にあわせて、花いっぱいを冠したNPO法人が、まさにどんぴしゃのタイミングででき、かつ、このNPOが設立したてにもかかわらず、全日本花いっぱい和歌山大会実行委員会にその理事長が参加できたのか、不思議といえば不思議でありますが、役員名簿を見れば、そのわけはおのずとわかろうというものであります。 そうそうたる旅田後援会の幹部が名を連ねているではありませんか。これを見たある市の職員は、このNPOは市長の後援会のコアそのものですと言っております。コアとは中心という意味であります。なるほど、小山雅子氏、藤本弘氏、楠本卓司氏等、旅田後援会の一騎当千のつわものばかりであります。しかし、一人、理事に名を連ねる前田出氏だけは、私はその名を聞いたことがありませんでした。前田出氏とはどんな人物なのか。長い間、私にはわからなかったわけでありますが、果たして、前田出氏は株式会社シードの取締役であったのです。 さて、前田出氏と市長は、親しい間柄なのでしょうか。実は、市長のホームページにその答えが書かれております。市長は、世界押花芸術協会設立と題して、市長の友達の前田出氏が杉野宣雄氏という青年を発掘し、プロデュースして、わずか6〜7年で杉野氏は世界押花芸術協会を設立するまでになったというエピソードを紹介しております。やはり前田出氏は、市長のお友達であったわけであります。 では、株式会社シードというのは、一体どんな会社なのでしょう。実は、シードというのは、株式会社カオスが平成13年3月に商号変更したものなのです。だから、シードはカオスなのですが、カオス時代に前田氏は代表取締役に就任しております。本店所在地は和歌山市中之島、株式会社シードになってからは、前田氏は代表権のない取締役になっており、本店は東京都港区新橋に移っております。また、株式会社カオスは、平成10年7月に和歌山市中之島に設立された有限会社シーズ−−シードではなくシーズでありますが、平成11年12月に組織変更してできたもので、代表取締役は伊藤久美子氏、前田氏は取締役であります。ちなみに、世界押花芸術協会の杉野宣雄氏は、この会社の監査役として名を連ねております。 ややこしいので、もう一度整理をしてみたいと思います。平成10年7月有限会社シーズ、代表取締役伊藤久美子氏、本店和歌山市中之島。平成11年12月に株式会社カオスに変わりまして、代表取締役前田出氏、本店は同じ和歌山市中之島。平成13年3月に株式会社シード、代表取締役伊藤琢磨氏、本店は東京都港区新橋であります。 なぜ、こんなにも会社名や代表者名をくるくると変更する必要があったのか。シーズとシード、多分シーズはシードの複数形で、シードというのは種という意味でありますが、もともとこの単語は集合的に用いられるため、単語としてはほとんど同じものだと思います。 シーズの謄本の目的欄を見てみますと、一番目に押し花、手芸材料の販売輸出入とあります。シーズの種という意味と、先ほど申しましたように監査役に押し花で有名な杉野宣雄氏を迎えているところを見ますと、この会社は主に押し花に関する事業を行うために設立されたようでありますが、有限会社として発足しており、資本金も 350万円と比較的少額であります。 この有限会社シーズが、旅田市長が市長に返り咲いた平成11年12月に、資本金を 1,050万円に増額し、株式会社カオスとして生まれ変わっているわけであります。前田氏は取締役から代表取締役になっていることは前述のとおりでありますが、実は、この株式会社カオスは、平成12年度の海都WAKAYAMA21事業の海都和歌浦塾を 1,785万円で、和歌浦花いっぱい展を 1,320万円で、海都WAKAYAMA21和歌浦シンポジウムを 550万円で、それぞれ受注いたしております。 では、平成12年度の海都WAKAYAMA21事業のその他の受注先はどこでしょう。海都WAKAYAMA21オープニングイベントは、株式会社ぷろっとちーむスペースとビデオワーク株式会社が2社で 3,513万5,000円で、WAKAURAサイトコンテストと和歌浦フリーマーケットは株式会社和歌山リビング新聞社が、それぞれ 1,050万円と970万円で、ラジテクわかうらと第1回和歌浦ドラゴンボート選手権は株式会社和歌山放送が、それぞれ 551万 5,000円と 790万円で、わかうらグルメは株式会社テレビ和歌山が670万円で、和歌の浦万葉の宴とエコウォーク和歌浦は株式会社ファーストテイクがそれぞれ 1,800万円と 900万円で受注しております。 随分と聞いたような名前が登場してくるではありませんか。和歌山放送、テレビ和歌山、和歌山リビング新聞社、そして後にシードと改名することになる株式会社カオス。これらの会社は、先ほど述べましたように平成13年には花いっぱい連絡協議会をつくって、和歌山市の行う花いっぱい関連イベント事業のうち、業者発注分のすべてを独占的に受注し、かつ、実質的に和歌山市が運営している全日本和歌山大会実行委員会の発注する事業のすべてを、この連絡協議会のメンバーがそれぞれ単独で受注することになるのです。 話を海都WAKAYAMA21事業に戻します。 この事業は、外見上は和歌山市観光協会が本市に交付金を申請し、平成12年度はその額1億 4,800万円にもなります。この交付を受けて行った事業でありますけれども、外見上と申しましたのは、この事業は、実質的にその事務のすべてを本市の観光振興室が行っているからであります。花いっぱい関連事業の発注の不自然さを追及するうちに、海都WAKAYAMA21事業に行き着いた私は、海都WAKAYAMA21事務局なるものが、わかやまSOHOヴィレッジにあるということを知りました。 私は当初、当然この事務局は観光協会か、あるいは観光振興室がやっているものだとばかり思い込んでおりまして、公共的な意味合いから特別にSOHOヴィレッジの一角を借りることができているんだろうと思っていたわけであります。ところが、企業支援室に聞きますと、この事務局なるものは、近畿日本ツーリストの営業マンにして財団法人日本余暇文化振興会の研究員なる小野田金司氏が、個人事業の事務所として申請し、審査の結果入居が認められたものなのだそうであります。すなわち、入居者名称が海都WAKAYAMA21なんですね。WAKAYAMAというのも、表記もちゃんと本市と同じようにローマ字で書いておりまして、表記の仕方まで同じですが、さらに言いますならば、小野田金司氏は当初、海都WAKAYAMA21事務局として申し込みの申請をしていたらしいんです。海都WAKAYAMA21事務局という名の個人事業の会社に類するものの名称として申請していたらしいんです。さすがにこれはまずいと思った担当室が、事務局というのを名称から外して申し込むようにと指導したそうであります。 しかしながら、当然市役所内部でも、このブースは海都の事務局と呼ばれておりました。ちなみに、このときのSOHOヴィレッジへの申し込み総数は 109で、審査の結果30に絞られたようですが、海都WAKAYAMA21事務局が、なぜこの審査に合格したのか、理解に苦しむところであります。 SOHOヴィレッジは、新規事業を立ち上げようとする起業家の卵たちを支援するためのものであるはずで、当然、審査もその観点からなされるべきであります。現に、観光振興室の職員は、海都WAKAYAMA21事務局なるものは、海都WAKAYAMA21事業を受注した企業が契約金の約30%を出し合ってつくったもので、海都WAKAYAMA21事業の広報宣伝とイベント参加の申し込みを受け付けるためのものだと説明しております。企業支援室も観光振興室も、ともに産業部の所管であります。普通に考えれば、何らかの特別な力が作用しなければ、海都WAKAYAMA21事務局はSOHOヴィレッジには入居できなかったのではないでしょうか。 ここでもう一つ疑問が浮かんでまいります。なぜ、小野田金司氏が海都WAKAYAMA21事務局の責任者−−事務局長と称されていたようでありますけれども−−になったのかということであります。 平成12年度の和歌山市観光協会への本市からの交付金は1億 4,800万円でありますから、企業に発注した分の30%ということになりますと、約 4,200万円の高額になります。この資金は、広告宣伝費と事務費に使ったことになっておりますが、ともかく、小野田氏の管理下にこの多額の資金が置かれたことになったわけであります。 ちなみに、平成12年度の海都WAKAYAMA21事業には、広告宣伝費として約 900万円が、イベント費とは別に計上されておりましたことをつけ加えておきます。 次に、平成13年度の海都WAKAYAMA21事業を見てみましょう。13年度の和歌山市観光協会への本市からの交付金は1億6,000万円で、企業に発注した分は1億2,597万 5,005円であります。もう疲れてきましたので詳しくは申しませんけれども、これまた当然のように、株式会社和歌山リビング新聞社、株式会社和歌山放送、株式会社テレビ和歌山が、多くのイベントを受注しております。カオスが見当たらないなと思っておりましたところ、海都和歌浦塾なるイベントは、平成12年は株式会社カオスが受注しておったんですが、13年度の海都和歌浦塾は株式会社アイシーエスというのが受注しております。あれっと思いまして、この会社を調べてみますと、代表取締役は前田弘子氏であります。この方は、前田出氏の奥さんだそうですが、前田出氏本人も役員に入っておられます。 さて、海都WAKAYAMA21事業では、プロポーザル方式で事業の発注先を決めていたようでありますが、このプロポーザル審査会のメンバーは、和歌山市観光協会事務局長、和歌山市産業部長、観光振興室長、観光振興室振興第2班長、観光振興室第2班の班員2名で構成されていました。13年度の審査は13年4月に行われましたが、実はここで株式会社カオスは海都和歌浦塾の企画で見事に受注を決定しているのです。しかし、どういうわけか、海都和歌浦塾の契約は、7月に株式会社アイシーエスと交わされております。この理由について観光振興室は、株式会社カオスが社名を変更して県外に、また、従来和歌山で行っていたイベント等の業務は株式会社アイシーエスが引き継いだとの申し出があったためと説明しております。 プロポーザル方式を審査会までつくって実施しておきながら、受注業者が辞退をするのならばともかく、業者が自分の都合で、その事業を他の会社にやらせてほしいと願い出ること自体全くもって非常識であり、また、それを簡単に了承するのも、何か別の力が働かない限り、普通はあり得ないことではないでしょうか。 では、なぜこんな強引なことをしてまで、前田出氏は13年度の海都WAKAYAMA21事業において、株式会社カオスの名前が出てくることを嫌ったのか。会社が契約をする際、会社名に続いて代表取締役だれそれと表記捺印をいたします。当然、契約書を見れば、その会社の代表者を知ることができる。言い方を変えますと、代表者になっていたら、契約書に自分の名前を書かなければならない。そして、公的な性格を帯びた事業の場合、契約書というものは、比較的第三者の目に触れやすいものであります。 私が花いっぱい事業を審査する総務委員会に属していながら、容易には株式会社シードが実質的に前田出氏の会社だと気づくことができなかったのは、一概に私の無能ばかりのせいでもないわけであります。社名を変え、代表者を変え、別人に成り済ました株式会社カオスは、13年度花いっぱい事業を、それこそ腹いっぱいになるほど受注することになるのです。 さて、海都WAKAYAMA21事業審査会に戻りましょう。実は、平成13年度、この審査会にはアドバイザーなるものが参加しておりました。このアドバイザーの肩書は、海都WAKAYAMA21事務局長、小野田金司氏であります。小野田金司氏の肩書を海都WAKAYAMA21と申しましたのは、観光振興室からいただいたプロポーザル審査会のメンバーと題する書類にそのように書かれていたからであります。 海都WAKAYAMA21事務局は、受注した企業が寄り集まって設立したはずです。事務局の予算は、平成12年度に受注した業者が出し合っているものなのですから、13年度のために使うのはおかしい。お金を出した人たちがおかしいと言わないのなら、私がおかしいと言う必要もないわけでありますけれども、それにしても12年度に受注した業者も、13年度にもまたこの事業に応募しているのですから、12年度に受注した業者は、自分たちでお金を出して事務局長に雇っていた小野田金司氏が、審査会のアドバイザーを務めることをおかしいとは思わなかったのでしょうか。 それはさておき、13年度の海都WAKAYAMA21事業は、12年度にはなかった管理運営費というものが 240万円計上されております。これは財団法人日本余暇文化振興会が受託をしております。 小野田金司氏は、ここの研究員として登録されているらしいのですが、財団法人日本余暇文化振興会に問い合わせたところ、無報酬であるとのことでありました。ついでに、花いっぱい連絡協議会のメンバーには、財団法人日本余暇文化振興会が入っていたことを思い出しておいていただきたいと思います。 ところで、13年度は海都WAKAYAMA21事業の各受注企業は、発注金額の約10%を海都WAKAYAMA21事務局の運営費として差し出しております。12年度は30%だった上納金が、13年度には10%になっているところを見ますと、さすがに30%の上納金には不満が出たようであります。 観光振興室に聞きましたところ、13年度は海都WAKAYAMA21事務局が行う業務に広報宣伝が含まれていないからだということでありましたが、では13年度は、各企業が広報宣伝費を負担したのかというと、そうではありません。13年度の広報宣伝費は別に予算化しており、 2,036万 7,585円で産経広告社が受注しております。してみると、先ほどの日本文化余暇振興会への管理運営費 240万円は、海都WAKAYAMA21事務局に入るお金が減った分、補てんしてあげたように見えるのですが、いかがでしょうか。 何せ海都WAKAYAMA21事務局は、もともと管理運営をするのが仕事で、管理運営を受託した財団法人日本文化余暇振興会から派遣されているのも、きっと小野田氏でしょうから。 それにしましても、受注企業は、この不景気に気前よく海都WAKAYAMA21事務局なるものにお金を出したものだと思います。こんなことは、普通は発注者側の意思がなければできないように思いますが、平成13年4月2日に出されました和歌山市観光協会からの補助金等交付申請書に添付されております海都WAKAYAMA21企画書には、4月18日に最終決定されるはずの16のイベントのうち一つを除いて、あとはすべて前もってその名称が記載されておりましたことを申し上げておきたいと思います。 また、小野田金司氏の個人事業の屋号であるべき海都WAKAYAMA21は、現在何とシードわかやまと屋号を変更しております。小野田氏はここで前田出氏の仕事のお手伝いをしているとのことであります。 さて、前置きが随分長くなりました。俗な言い方になりますが、旅田市政で結果として随分ええ目をしているように見える人は、必ずといっていいほど、市長と海外旅行をしているように思います。大変ラッキーな契約を結ぶことができた絵の先生、たくさんの公共工事を受注することができた楠本建設社長の楠本卓司氏、添乗員としてでありますが、海都WAKAYAMA21事務局の小野田金司氏。 そこで市長にお聞きいたします。前田出氏とは、市長は海外旅行で御一緒なさったことはおありでしょうか。あるとするならば、それはいつ、どこへ行かれたときでしょうか、お答えください。 次に、企画部長にお尋ねいたします。テーマパーク推進室で行った花いっぱい関連イベントは、どのように契約されたのですか、お答えください。 |