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42番の記事
Re: 財政危機警報発出

投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2023/2/25 8:58:38

自然博、移転に黄信号 県「経費多大、全体像見直す」 /和歌山 | 毎日新聞
毎日新聞 2023/2/25 地方版

 県立自然博物館(海南市船尾)の移転リニューアル計画を進めていた県が、「ゼロベースで見直す」と態度を一変させた。これまで県は、現在の施設がある海沿いから、内陸部の同市大野中地区に移転する方針だったが、建設費や維持費が多額となる可能性が出てきたとして、全体像を見直す方針を2月定例会で突如示した。地元の海南市は既に、移転候補地の土地造成工事を終えており、県の対応に困惑している。【山口智】

土地造成工事終了 海南市困惑

 博物館は1982年に開館。水にすむ生き物を中心に、動植物や化石など幅広く展示している。県は津波対策や施設の老朽化、収蔵スペースの不足などを理由として、仁坂吉伸・前知事が建て替えを表明。2017年に策定した県の長期総合計画に館の移転リニューアルを明記した。更に28年度の開館を目指すとして、22年度には基本計画策定のため約1000万円の予算を計上した。

 23年度には基本設計に着手する予定だったが、県は当初予算案に関連費用の計上を見送った。20日の県議会一般質問で地元選出の藤山将材県議が理由を尋ねると、岸本周平知事は、「調査の中で多大な経費が必要となる見通しとなった。必要なコストや工程を含めて全体像が見えない状態」と説明した。

ネックは海水

 ネックとなっているのが海水だ。県自然環境室によると、現在は沿岸部にあるため近くの海岸からポンプでくみ上げているが、内陸部に移転すると、この方法が使えなくなる。同じく内陸部にある京都市の京都水族館では人工海水を使用しているが、県はコスト面から、くみ上げた海水をトラックで運ぶ案を計画。ただ、毎日のように海水を運びながら、使用済みの海水を再び海に戻す必要があり、当初の想定を上回る維持費がかかることが分かったという。地元議員によると今年1月、岸本知事から突然「移転はゼロベースから見直す」との趣旨の発言があった。

正式説明なく

 これに対し、海南市の担当者は戸惑いを隠せない。市は、もともと県の移転表明を受けて誘致に名乗りを上げ、市役所近くの民有地約1ヘクタールを取得し、造成工事を実施。19〜21年度の3年間で計約1億8500万円を投じてきた。県は海南市と「契約は交わしていない」としているが、仁坂前知事が県の広報番組などで大野中地区への移転を表明してきた経緯がある。

 市は博物館予定地の隣に防災や地域の歴史を学習できる体験型施設も併設する予定で、一帯を中央防災公園(仮称)として整備する計画を進めており、担当者は「準備を進めていたのに移転計画がなくなったら一体どうすればいいのか」と話す。県からは正式な説明はいまだにないという。

 県議会の質疑で藤山県議は、「海南市は県を信用して用地を用意した。計画を見直した結果、用意した用地が不要となった場合、県は『裁判でも起こしてください』とでも言うのでしょうか」と語気を強めて詰め寄った。岸本知事は「今後、課題の詳細な分析を行い、必要な条件が明らかになった段階で海南市に説明する。県としても(開館後の)資金繰りの責任がある」と理解を求めた。

 海南市の中央防災公園を巡っては、市がいったんは管理運営事業者に選定した出版大手「KADOKAWA」が、東京オリンピックを巡る汚職事件により関係者が逮捕・起訴されたことを受け辞退を表明。現在、新たな事業者を探している経緯がある。市の担当者は「自然博物館は公園の重要な要素。事業者選定の支障になりかねず、県が計画通り進めることを願うしかない」と話す。

https://mainichi.jp/articles/20230225/ddl/k30/040/334000c

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