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78番の記事
「わかやま歴史物語100」その72、龍神村の晴明伝説

投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2023/7/4 0:14:01

【猫又の滝】
今から千年余り前の寛和年間(平安時代)、現在の龍神村殿原字谷口の庄司新九郎のもとに陰陽道師安倍晴明が立ち寄った。 そのころ山には妖怪が出没し、里人や通行人に危害を加えることがあった。晴明は住民の難儀を見かね、山に登り祈祷三昧に伏したが妖怪はたちまち大雨を降らした。 そこで晴明は己が杖を柱、笠を屋根とし、これらを堂の代わりとして三日三晩護摩を焚き妖怪を猫又滝に追い込み祈り伏せた。 晴明は滝の岩に梵字を刻み、この字の消えぬうちは滝壺から一歩も出ることを許さんと告げ山を下りた。 その後、山は笠塔山と呼ばれ、近隣在所には、晴明ゆかりの神社や伝説が残っている。

【晴明転がしと晴明淵】
一若という者が、晴明の持つ大金を奪おうとして晴明を崖から川に突き落とした。しかし晴明は死なず、一若は呪をかけられその一族は絶えた。

【晴明の腰掛け石(晴明止め岩)】
晴明が那智に赴く途中、石に腰掛け休んでいたところ、山が崩れ始め法力で食い止めた。

【晴明蛭伏せ石】
熊野本宮から近い本宮町の皆地という集落に残る伝説です。 血を吸うヒルに悩まされていた村人のために、当地を訪れていた安倍晴明が池のほとりの大石に蛭を伏せこんで祈祷し、この石を大事にするように言い残して去っていった。

【伐っても伐っても伐れない木】
同じく皆地にはこんな伝説もあります。 村人が大きな楠に斧を入れても1日で伐り倒すことができず、翌朝には伐り口が塞がり元に戻ってしまう。陰陽博士の安倍晴明が占い、伐り倒すには昼夜休まず七日七晩斧を入れつづけ、その伐り屑をすべて焼きつくすように告げ、その通りにしたところやっとのこと伐り倒すことができた。 尚、南方熊楠の小論「巨樹の翁の話」でも同じような話しは日本各地や世界中にあると紹介されています。

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