松下幸之助さん記念館設立を 称える会が総会で決意 |
投稿者: 和ネット 投稿日時: 2006/11/30 18:56:23 和歌山県出身で松下電器産業創業者の名誉県民「松下幸之助さんを称える会」(中村利男代表世話人)の第3回総会は、松下さん誕生日の11月27日、和歌山市のアバローム紀の国で開かれた。 約100人が出席して、記念講演として、松下電器歴史館館長の加藤久男氏が「松下幸之助・物を作る前に人をつくる」をテーマに記念講演をした。同称える会は、松下さんの素晴らしい創意、工夫と理念に学び、和歌山再生、活性化につなげようと有志によって組織された。松下さん誕生地の同市和佐地区連合会長の杉山清一さんや、松下幸之助研究会の流川治雄さんら9人が呼びかけ人になった。 松下さんは明治27年に和歌山市千旦(旧海草郡和佐村)で生まれ、小学校4年のとき、単身で大阪に丁稚奉公に入り艱難辛苦の努力をして、世界の松下電器を育てた成功者。 総会にで、来賓の大橋建一和歌山市長が「松下さんは、和歌山の誇り。地元に記念館を設立し全国に呼びかけたい」と述べた。総会で、経営の理念について語る松下さんの映像も流された。中村世話人代表は「松下さんの誕生の地を知らない人も多い。記念館を建てて、全国から松下ファンが見学に来るような郷土お起こし、観光振興にも役立てる記念館を実現するよう根強い運動を続けたい」と話ししていた。 |